アジアを中心に蔓延している新型コロナウイルス。感染者が増加する一方で、検査の結果陰性と判明し、自宅に戻る患者も相次いでいますが、そんな中でとある2歳の子どもが新型コロナウイルスの検査で陰性と分かり、退院した際に看護師にお辞儀し挨拶する姿が可愛いと話題になっています。
新型コロナウイルスの検査で陰性と判明した2歳の子ども
それは中国での出来事。武漢市が発生源であるだけに、中国では現在どの国よりも緊迫した状況にありますが、とある2歳の子どもが2月19日、突然熱を訴え病院に搬送、そのまま入院となりました。子どもは感染の危険を避けるべく、両親とはしばらく離れ、病院にて検査を受けることに。
両親と離れてしまったことで、子どもは慣れない環境で緊張し震えていたといいます。そんな子どもの気持ちを悟ったのか、看護師は子どもの気持ちを落ち着かせるべく心のケアを欠かさず検査を進めます。その後、子どもは陰性であることが判明、他の異常もなく3日後に退院することになりました。どうやら普通の風邪だったようです。
退院の際に看護師にお辞儀し挨拶する姿が可愛い?
無事に退院することになった2月22日、すっかり元気になり両親の元に戻れることになった子どもは看護師にお辞儀をし、お礼の挨拶をし自宅に戻ったそうです。どうやらこのような行動は子どもが自発的に行ったそうで、これには看護師も感動したとのこと。両親と離れ、体の具合も悪くつらい思いをしていた子どもにとって、看護師はまさに命の恩人。
このような子どもと看護師がお辞儀し挨拶をする瞬間は、同僚の看護師により撮影され、ホームページに公開されました。この写真を見たネットユーザーの間では「可愛い」といった声や感動の声が相次いでおり、ともに子どもと医療関係者の健康を祈っているようです。
まとめ
このように、看護師の懸命な治療の甲斐もあり、無事に自宅に戻ることのできた2歳の子どもですが、現在、新型コロナウイルスの影響で医療現場が混乱し、休む間もなく働いている医療関係者も多い中で、このようなお礼をきちんと言える子どもに出会えたことで、看護師もやりがいを感じたことでしょう。感染拡大で緊迫している中の嬉しいニュースです。