2月24日放送の日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』に、SixTONESの森本慎太郎がゲスト出演し、TOKIO・城島茂から“ヌタウナギの内蔵を抜く方法”を伝授される場面がありました。
まるで、ベテラン職人が弟子に奥義を継承するかのようなこのシーンについて、テレビ局関係者はこんな見解を示しています。
TOKIOの他のメンバーも含め 高齢化が深刻化⁉
「 今年の11月で 50歳になる城島さんは、野外での過酷なロケもそろそろキツくなってくるころ。TOKIOの他のメンバーも含めて、高齢化が深刻化していて、今の番組の方向性は難しいと言われ始めています。そういう意味では、森本さんへの“継承式”は 結構ガチなんじゃないかと思います。今後はどんどんジャニーズの若手にロケをさせようという流れになっていくのではないでしょうか 」
2018年に 山口達也が TOKIOを脱退して以降、同番組では ジャニーズ事務所所属のタレントが ゲスト出演することが増えています。関ジャニ∞の村上信五や嵐の二宮和也といった人気者や、V6の坂本昌行などのベテラン勢も出演しているが、一方で 前述した SixTONESの森本や関西ジャニーズJr.
の草間リチャード敬太といった知名度が低い若手の抜擢も多いのです。
「 山口さんの穴埋めという大義名分があったことで、人気の高いゲストを呼びやすくなったというのは事実です。それと同時に、これから売り出したい若手をねじ込むこともできるようになった。『ザ!鉄腕!DASH!!』のような息の長い人気番組に出演することの宣伝効果はかなり大きいですからね。山口さんの枠をジャニーズ事務所が“宣伝枠”として、活用しているわけです」(同)
今後は、TOKIO以外のジャニーズタレントが 出演する機会がどんどん増えていきそうだというのです。
長瀬も退所⁉ ゆくゆくはジャニーズ若手がロケをする番組に?
「おそらくジャニーズ事務所としては、『ザ!鉄腕!DASH!!』を TOKIOの番組から、ジャニーズ全体の番組へとシフトさせたいんだと思います。長年継続している企画もあるし、番組的には そう簡単に路線を変えるわけにはいかないけど、高齢のTOKIOにはロケが難しい。そういった事情を利用して、ジャニーズ事務所がプッシュしたい若手を番組にどんどん送り込んでいるということです。このまま徐々にTOKIOの出演機会を減らして、SixTONESやSnow Manなどの若手の出演頻度を高めていって、ゆくゆくはジャニーズの若手がロケをする番組にしていきたいという思惑があるのではないでしょうか。
ジャニーズとしては、地上波のゴールデンタイムに 若手を自由に出せる番組があれば、メリットはとてつもなく大きい。しかも、その枠がある程度の数字が見込める老舗番組なのですから、ジャニーズもこのチャンスを最大限に活かしていきたいと思っているはずです」(同)
山口の脱退という不祥事も利用して、世代交代を進めようとしているジャニーズ事務所ですが…。
去る 26日にも、TOKIOの長瀬が 来年 4月には ジャーニーズ事務所を退所するのではと言う報道もあがっています。
「昨年はデビューから25年の節目の年だったが、新曲の発表やライブを行えないままメモリアルイヤーを終えました。メインボーカルで、作詞・作曲まで手がける長瀬は、ジャニーズの中でも人一倍音楽活動へのこだわりが強い。事務所の姿勢に不満を募らせる長瀬は、すでにジャニーズ側に退所の意向を伝えています。来年1月スタートの連続ドラマに主演が内定しているため、退所は4月以降になると聞いています」(レコード会社幹部)
ある制作会社関係者は「メンバーたちの年齢も高くなってきており、いろんな作業に体がついていってない。正直言って“しんどい”“やめたい”というのがメンバーの本音のようです」。
このまま TOKIO全体が 番組から リストラされる日も 遠くはないのかもしれません…。