『スッキリ』(日本テレビ系)では2月25日の放送回で、
国内でも感染が拡大している新型コロナウイルスの”検査”にまつわる事例を特集。
同日、番組では視聴者の疑問を代弁するようなコメントをした加藤浩次の姿勢に、多くの反響が寄せられています。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、街のクリニックでは、
新型コロナウイルスのウイルス検査ができず、患者の検査希望を断るケースが相次いでいます。
なかには重症の肺炎患者が検査を受けられないケースも…。
これに対して、専門家は感染拡大を止めるには検査態勢の充実が必要と訴えているといいます。
そんななか、同日の放送でフォーカスされたのは、
重症肺炎にかかったにも関わらず「検査ができなかった」患者のケース。
普通の肺炎とは異なる症状があったため、
新型コロナウイルスの可能性を危惧して保健所に検査を依頼しようとしたところ、
「すぐに検査ができない」「まずは入院してください」という回答を受けた事案が紹介されました。
このような対応を受け、加藤は疑問を訴えます…。
「検査ができないっていう状況が続くと、これは単純に市中感染をどんどん広げることになる」
「あのクルーズ船と同じような状況をどんどん作っていくんじゃないのって、素人の考えとしては思う」
と口を開くと、専門家からは「新型コロナであっても、軽症で終わるケースは風邪と同じような経過で終わる」ケースもあるという補足が。
その場合は、なるべく周囲の人と接触しないよう、自宅で療養したほうが良いという専門家だったが、
加藤はこれに対して、「今の先生の言い方だと、自分が新型コロナウイルスだと診断されても、『やりようがないから家にいろ』という風に聞こえてしまった」、
「発表された感染者の数が少ないのは、検査を実施した回数が少ないからでは」と厳しくコメント。
視聴者の疑問を代弁するような形で訴えかけた加藤には、視聴者から称賛の声が続出。
ネット上には「加藤浩次、よくぞ言ってくれたわ」
「少しでも矛盾を感じたらツッコんでくれるから、観ていて本当に安心」
などと称賛の声がたくさん上がっていました。
最後には、「隠してしまうということが、マイナスになってしまう」
と海外諸国からの評判を落としてしまうと主張した加藤だったが、
視聴者目線に立って臆することなく疑問をぶつける加藤の姿に感銘を受けた人は多かったようです。
いつ終息するのか目途が立たない新型コロナウイルス…。
政府には検査態勢を今一度見直してもらって、感染拡大を止めるように努力してもらいたいと思います。