台湾の大スターで、昨年、EXILEのAKIRAさんと結婚した リン・チーリン(林志玲)さんが 中国で猛バッシングにさらされていると言いますが、その理由はと言うと…。
武漢市民を励ます?20万元(約320万円)を寄付したが…
去る 2月7日にも リンさんは、新型コロナウイルスの感染で苦しむ武漢市民を励ますため、20万元(約320万円)を寄付するとともに、中国版Twitter「微博」公式アカウントに直筆メッセージを投稿しました。最前線で戦っている医療従事者やボランティアに敬意を表し、「武漢加油(頑張れ)!中国必勝!」と締めくくっています。
しかも、台湾で日常的に使われている繁体字ではなく、中国で使用されている簡体字で記したことに、中国のネット民からは感動の声が上がった……かと思いきや、必ずしもそうではないようでした。
原因はリンさんが イメキャラ務めるECアプリ「海豚家」?
台湾メディア「CTWANT」(2月9日付)によると、その原因は リンさんが イメージキャラクターを務めるECアプリ「海豚家」にあるといいます。新型コロナウイルスのまん延により、中国では日本以上の深刻なマスク不足に悩まされているが、同アプリでは マスクが販売されていたのです。
当然、マスクを求めてユーザーが殺到したのですが…。代金を支払うと、なぜか強制的にキャンセルされてしまう事例が 多数報告されていたのです。しかも、代金が返金されたものの全額ではなく、どうやらキャンセル料が 引かれているようなのでした。この件が 中国のSNSなどで話題となると、同アプリに対し「非常事態に便乗した詐欺行為」といった批判が相次いだのです。
同アプリはリンさんを広告塔に起用することで ユーザー数を増やしてきただけに、その不満はリンさん本人 にも降りかかってしまったようです。
微博上では「まんまとだまされた!」「国難でどれだけもうけたんだ?」といった怒りから、「あなたがイメージキャラクターを務めているから信用していたのに」といった失望まで、さまざまな批判の声が上がっているという。
バッシングの矛先は、夫・AKIRAさんにも?
さらに、中国ネット民のバッシングの矛先は、夫・AKIRAさんにも及んでいるといいます。
同8日、「2020 台北ランタン・フェスティバル」の開幕式に出演し、現地のキッズダンサーとパフォーマンスを行ったAKIRAさんは、「子どもが欲しい」と発言したのですが…。これが、「子作り宣言」として 台湾のみならず中国でも話題になってしまったのです。
微博では これに対しても、
「新型肺炎に便乗してもうけた金で子作りか」
「中国人が生きるか死ぬかの時にいい気なもんだ」
などといった批判の声が上がっているのでした。
勢いをふるう 新型肺炎が、一刻も早く 終息してくれれば、このような予想外の?夫妻へのバッシングの声も やがては落ち着くのではないでしょうか…。