覚せい剤取締法違反(所持)と医薬品医療機器法(旧薬事法)違反の疑いで逮捕された歌手の槇原敬之。1999年以来2回目の逮捕となりましたが、1回目の逮捕当時、それを払拭してくれたのが何よりもSMAPだと言われているのですが、SMAPが解散した現在、槇原敬之は完全に守られるものが無くなった、といった噂が持ち上がっています。
槇原敬之プロフィール
本名: 槇原範之
生年月日: 1969年5月18日
出身地: 大阪府
身長: 176cm
血液型: O型
SMAP解散と槇原敬之の覚せい剤逮捕の関連性とは?
2020年に入り、薬物所持の疑いで逮捕された槇原敬之。1999年の1回目の逮捕の際には覚せい剤とMDMAを所持していたことによるものですが、その後の裁判にて懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けています。その後、なかなか復帰に苦戦したようですが、その際に手を差し伸べたのがSMAPサイドといわれています。
当時のSMAPのチーフマネジャーがやり手だった?
1回目の逮捕により槇原敬之のイメージが悪くなった中、それを払拭したのが何といってもSMAP「世界に一つだけの花」の大ヒットです。2003年に発売された同曲がヒットしたおかげで他のアーティストへの楽曲提供も増え、番組のテーマソングを手掛けることも多くなりましたが、これに対しては当時SMAPの敏腕チーフマネジャーだった元ジャニーズ事務所の飯島三智の存在が大きかったといわれています。
当時のSMAPといえば、芸能界のトップに君臨する国民的グループといっても過言ではないため、飯島三智の権力も相当だったといわれています。そのため、SMAPの楽曲制作者を選ぶにしても飯島三智の言うことが絶対であったため、もし当時槇原敬之を選んでいなかったら「世界に一つだけの花」が世に出されることも無かったですし、槇原敬之のイメージも回復しなかったといっても過言ではありません。
1回目の逮捕にはSMAP側への忖度があった?
さらには、槇原敬之の1回目の逮捕については、SMAP側への忖度があったというため、報道も控えめだった様子。というのも、槇原敬之に前科があることで国民的グループであるSMAPのイメージも悪くなるという風潮があったため、槇原敬之の逮捕は相当な「黒歴史」となったことが事実です。これに対しては飯島三智が槇原敬之の逮捕について口止めをしたわけではなく、メディア側が自発的に避けていたようです。
SMAPの解散により槇原敬之を守ってくれるものがない?
しかし、このような飯島三智の配慮に逆らい、今年に入り2度目の逮捕をされてしまった槇原敬之。2016年にSMAPは解散、さらには飯島三智も現在はジャニーズ事務所を去っているということもあり、今回ばかりはメディアも忖度をしないことでしょう。再犯という罪は重く、今後裁判となった際にはほとんどの確率で実刑となると予想されています。
まとめ
このように、槇原敬之のかつての復活は飯島三智の手腕が大きかったと思われますが、そんな飯島三智の苦労もむなしく再犯をしてしまう、という結末になってしまいましたが、現在はSMAPも飯島三智もジャニーズ事務所に存在していないどころか、2019年のジャニー喜多川社長の死去により、ジャニーズ事務所自体も弱体化しているだけに、最大のピンチに立たされている槇原敬之です。