女優・沢尻エリカ容疑者の逮捕に引き続き、14日に覚せい剤取締法違反(所持)などの疑いで逮捕されたシンガーソングライター・槇原敬之容疑者(50)。連日、メディアやネット上で槇原容疑者の話題が持ちきりですが、事件のキーマンとなる人物を巡って薬物に手を染める3名の有名人の存在が浮上しています。
槇原容疑者は容疑を大筋認めており、東京地裁は期限を23日とする勾留を決定しました。これを受けて、槇原容疑者の所属事務所は公式ホームページで「このような事態が生じたことは大変遺憾。深くおわび申し上げます」とコメントを発表しています。2度目の逮捕となった同容疑者ですが、1度目の逮捕は1999年夏、パートナーだった個人事務所代表の男性A氏(43)と覚醒剤事件で共に逮捕となりました。
その後、逮捕を受けて決別を誓った2人が、翌年秋には写真誌報道で同棲を再開させていたことが発覚。さらに驚くべきは、2018年3月16日ごろ、槇原容疑者が当時住んでいた東京都港区のマンションでA氏が覚醒剤を使用したとして逮捕されたことです。あれから約20年が経過しているのにもかかわらず、2人が密接な関係を続けていたとみて、警察は新たに捜査を開始したようです。
当時の裁判でA氏は、逮捕4日前の代表を解任されたことに納得がいかず、そのストレスから逃げるために「覚醒剤を炭酸飲料に溶かして1人で飲んだ」と供述しています。また、冒頭陳述によると「2013年ごろには覚醒剤の使用を再開していた」といい、部屋からの押収量は1グラム以上が見つかりましたが、裁判では槇原容疑者の名前は一切出なかったそうです。そのため、「当時、槇原は現場におらず、逮捕には至らなかった。槇原の尿検査など、使用に関する検査も行われなかった」と関係者は語っています。
こうした背景から警視庁は2018年春、槇原容疑者が当時住んでいたマンションを調査し、自室から違法薬物と吸引用とみられるガラス製のパイプを発見。今回の逮捕に至ったということです。そんな中、A氏のプライベート人脈を知る人物が、「警察の取り調べでA氏は、有名タレントXの家で遊んでいたことも話した」と驚きの事実を記者に明かしました。
「Xの付き人とカレがもともと友達で、Xを中心としたおクスリグループがあるの。プッシャー(売人)は、バラエティー界の大御所Yで、そのつながりでいい“ネタ”が入るから、結構荒稼ぎしてたみたい。内輪で遊んでいた狭いグループの1人が捕まったわけだから、そりゃ焦るよ。XのつながりでおネエタレントZもヤッてるって当時聞いた」
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Xとは、歌手、俳優として活躍していたベテランタレントのことで、現在は芸能活動を休止中なんだとか。Yは地上波ゴールデンタイムに出演するほど人気で、地方営業にも余念がない人物。Zは美容関連の仕事を手掛け、槇原容疑者が逮捕された13日にもツイッターを更新しています。このX、Y、Zが、槇原容疑者にどれだけ近しい人物であったかは定かではありませんが、パートナーであるA氏を軸に芋づる式で逮捕される可能性は十分にありえるということです。