去る9日、都内のホテルで行われたガールズオーディションプロジェクト『DUO presents TGC AUDITION 2020』に 歌手の華原朋美さんが 参加。 特別審査員として 日本全国から集まったスターを目指す35人を審査し、選ばれた未来の原石へ 自身の経験談から 芸能界の厳しさを伝えました。
ガールズオーディションで令和時代のスターを発掘?
モデルやタレント、女優などを目指す 9歳以上の女性で特定の芸能プロダクションに所属していないアマチュアを対象に募集。第一次審査から第三次審査を経て35人が登場し、この日、最終審査に臨んだのです。同オーディションは、『東京ガールズコレクション』がプロデュースし、大手芸能プロダクション8社による、令和時代のスターを発掘するガールズオーディションプロジェクト。
自己紹介やダンス、歌唱など各々自己PRした最終審査終了後、インセント、エイジアプロモーション、エイベックス・マネジメント、エー・プラス、ジャパン・ミュージックエンターテイメント、VAZ、プラチナム、プロダクション尾木の 8社がドラフト会議を実施。各社最小 2位、最大 4位まで 選択指名し、重複指名の場合は 抽選というプロ野球のドラフト会議のように 行われました。
華原さん 「波あり谷あり」?芸能界の厳しさを語る
第1巡で各社指名する中、プロダクション尾木は沖縄県出身の小学生・加蘭桃子(12)さんを指名し、交渉権を獲得しました。
「芸能界はそんなに甘いところではないし、良いことばかりではないので…」と 華原さんはきっぱり。
「すごく、努力が必要な時がたくさん出てくると思うので、その努力を怠らなければ、自信を持って前に進めるのではないかと思います」と続けて 芸能界の先輩として アドバイスを送っていました。
「私なんかは、いろんなことがあって、『波あり谷あり』(※山)といろんなことを経験させていただいてますが、それでもこうして立っていられるのは、ファンのみなさんのおかげだと思っています。ファンのみなさんを大切に思って頑張ってもらいたいです!」
と 自身の経験談も語り 話波乱万丈な芸能生活を伝えました。
今は かわいい息子もすくすくと育っていて 幸せ…
これを聞いて加蘭さんは「選ばれた実感がないのですが、芸能界は『谷あり山あり』で…。気を抜かないように頑張ります」と緊張しながら華原のコメントを引用すると会場は爆笑。
「でも、本当にそうなのよ…」 と華原は 念を押しながら
「 私は 15歳くらいの時に 渋谷で声をかけていただいて その時は まだ学生でしたので… オーディション受けても落ちてばっかりで、最後は遅刻をしてオーディションに行くという、『もう、オーディションって何だろう?』という時に ある方と出会って 急に運命が変わった … 」 と かみしめるように語っていました。
「その後は、山あり谷ありという感じでしたが、今はかわいい息子もすくすくと育っていて 幸せいっぱいです!」と 幸せな日々を送っていると伝えました。
この日は 後輩たちを思っての辛口エールが印象的でしたが、ふっくらとしたイメージになった華原さんからは、母となっての幸せなオーラが漂っていたようでした。