美容整形外科『高須クリニック』の高須克弥院長といえば、自分の身体を実験台にし、自ら施術の安全性や効果を証明することでも有名な人物。そんな美容整形のプロフェッショナルが、芸能人のメンテナンス事情を『週刊女性PRIME』の連載で赤裸々に語りました。
女性芸能人の間で大人気のプチ整形は、「ダウンタイム」(施術してから回復するまでの時間)の心配も少ない“注入系”メニューだといいます。ドラマやCM、バラエティなどで多くの人の目に移る芸能人。その美しさや若さを保つためには、お肌のメンテナンスは欠かせません。なかでも、シワ解消や輪郭のライン調整、唇のボリュームアップから豊胸まで、幅広い悩みに手軽に対応できる「ヒアルロン酸注入」が最も手軽で人気だそうです。
高須院長はこれまで「コレって注入しちゃった?」と思われる芸能人を分析してきました。そこで今回は、高須院長が2人の女性芸能人をジャッジし、その結果をご紹介します。若々しいルックスに、可愛らしさも兼ね備えたカリスマモデル・平子理沙さん。同世代の女性から圧倒的な支持を獲得していましたが、2015年頃には「顔面変化」がひどすぎるという声があがっていました。
当時44歳だった平子さんは、顔が膨らみ、ぼってりとした厚みのある唇が特徴的でした。この変化について、高須院長によれば、「もともと四角顔でエラが張っているから、このタイプの顔はやせちゃダメ」と指摘し、骨ばった部分をカバーするために「入れなくてもいいところまで、ヒアルロン酸で不自然に膨らませすぎているように見える」と分析しました。
次に挙げるのは大きな瞳が印象的で、可愛らしいお嬢さん系モデルとして人気を誇った長谷川京子さん。長谷川さんも2017年頃から「唇オバケ」「顔変わりすぎ」とネット上で騒がれるようになりました。そのため、整形によるものではないかと噂されていましたが、高須院長が指摘したのが「唇」の変化。妙にぼってりと目立つ唇はヒアルロン酸注入の可能性が高く、平子さんと似てきたと指摘しています。言われてみれば2人は経過の変化が似ていますね。
高須院長いわく、「美貌は、すべてにおいてバランスが重要」だといいます。仕上がりの目安は「ちょっと足りない」と思うくらいがベスト。もしも「やりすぎた!」と思ったら、ヒアルロン酸を分解する注射などを使うのも策だということです。これだけ手軽にメンテナンスが出来る“ヒアルロン酸注射”は、一般人にも人気なメニュー。やりすぎて違和感が出てしまわないように、量を心がけることが大切ですね。