最近、新型コロナウイルスが世界中で大問題になってますね。
ホテルの予約が勝手にキャンセルされたり、店から追い出されたりする場合も多くあるようです。
特にヨーロッパでは、アジア人が差別的な暴言を吐かれたり移動を制限されたりすることも頻繁に行われています。
ドイツでは中国人の女性が道で暴行される事件もありましたね。
ネット上でも「#私はウイルスじゃない」(#JeNeSuisPasUnVirus)のようなハッシュタグが作られるなど、人種差別に抵抗し、問題を指摘する動きが多くありました。
そんな中、女優の広瀬すずさんが差別的なコメントを受けた事件が発生しました。
世界的なブランド、ルイ・ヴィトンの公式アンバサダーとして活躍している広瀬すずさん。
1月31日、ルイ・ヴィトンの公式インタグラムに広瀬すずさんの写真がアップされましたが、その写真に英語で「コロナバイラス」などの差別的なコメントが投稿されました。
ネット上では「人をコロナウイルスと呼ぶな」、「人種差別である」、「人種差別主義者の無礼な行動」など、批判の声がありました。
人に対して「コロナウイルス」などのコメント。
すごく失礼な行動で、アジア人に対する人種差別だと思われます。
そういった差別的なコメントなのに、すぐ制止されなかったことも批判されました。
2月7日の現時点では、差別的なコメントはもう閲覧できないようになっているようです。
それに今は差別的なコメントを批判するコメントや広瀬すずへの応援コメントが多く見えてます。
広瀬すずさんはもちろん、新型コロナウイルスの問題で差別されている大勢の人々の力になったらいいと思います。
今頃みんな新型コロナウイルスの問題に敏感であるのは分かります。
世界的に感染者が増えたので、もっと怖く感じられるのも当然なんでしょう。
だが、こういった度を過ぎた差別的な行為は確かに問題だと思います。
ただ新型コロナウイルスをきっかけとして、自分の差別的な面を見せてるのではないでしょうか。