感染が広がっている新型コロナウイルス…。
中国・武漢市を中心に今では日本国内でも感染者が出てきており、「人から人」への感染も確認されています。
特に高齢者などが感染すると重症化する恐れがあり、政府も注意を呼び掛けています。
そんななか、ドラックストアなどでは感染予防として使える”マスク”が品薄になってきていますね。
今まさに使いたい”マスク”ですが、市販の「使い捨てマスク」は、一体何日間使えるのか気になったことはありませんか?
基本は「使い捨て」なので、常識的には1日で交換ですが、中には同じものを数日使い続ける人もいるようです。
新型コロナウイルスの感染者の急増によって、ある国の都内での医師が、我々一般人は知らなかった「マスク」の明快な事実を伝えました。
2月2日、前職が医師だったという医学専門記者は、自身のFacebookで、マスク着用に関する3つのアドバイスを伝えました。
医師がまず最初に最も強調して伝えたかったことは、高価なマスクを使う必要はないということ。
安価で呼吸のしやすいKF-80のマスクで十分だとしたうえで、飛沫感染時、飛び出す唾液の量と速度を減らします。
ウイルスそのものよりも、唾液を濾すことが大事だと伝えています。
KF-80のマスクでは、粒子状物質の80%を濾すとされているそうです。
マスクの隙間からウイルス粒子が漏れてしまうこともあるそうですが、
その量は相当微々たるものだと強調しており、防いでも感染があまり起こらないことがわかっているといいます。
続いて、医師は衝撃的な言及をしています。
それは一度購入した市販の”使い捨てマスク”は捨てなくてもいいということ。
ある人は「マスクは8時間以上使ってしまったら効果がない」といいますが、それは間違いだと。
マスクの使用方法としては、本来ほこりなどを防ぐ用であり、新型コロナウイルスのために作られたものではありません。
そのため、1日2日経過すると当然、フィルタ効果が落ちるのが事実です。
しかし、医師の見解によりますと、唾液を濾しているため、外観が損なわれていない場合であれば、
一週間以上マスクを使用しても大丈夫だろうと言及しているのです。
今、どこのドラックストアに行ってもマスクが品薄になってきていますね。
マスクを手に入れるのが難しくなってきている時だからこそ、新しいものを買い求めるのではなく、
1週間程度なら同じものを使用しても大丈夫だと強調しました。
最後に、”屋外”よりも”屋内”でマスクを着用するように勧めました。
屋外では、外の空気が流れているため、ウイルスに感染する可能性はほとんどないといい、
事務所やエレベーター、自動車や地下鉄の中などの空間では、できるだけマスクを使用したほうが効果があるといいます。
特に、会話の途中で話が聞き取れなかった場合、マスクを取って話すのはよくありません。
理由としては、咳だけでなく唾が飛んでいる可能性があるため、マスクの着用は絶対だと強調しました。
日本だけでも続々と感染者が出てきています。
皆さんも、まずは簡単にできる手洗い・うがいからしっかり行ってきましょう。
また、室内でのマスク着用は心がけていきましょう。