『ワイドナショー』(フジテレビ系)では2日、武田鉄矢(70)が出演。
同番組にコメンテーターとして登場した武田の「選択的夫婦別姓制度」に対する発言に、視聴者やネット上から批判が集まっているということです。
同番組では、1月22日の衆院本会議で、国民民主党・玉木雄一郎議員(50)が夫婦別姓を選べず悩みを抱える男女の例を紹介した際、
自民党・杉田水脈議員(52)が「だったら結婚しなくていい」とヤジを飛ばしたとされる問題について議論が交わされていました。
出演者でコメンテーターの乙武洋匡氏(43)は、この問題について”選択制”であることから、
「特に反対するような話ではないのかな」と理解を示すと、バナナマン・日村勇紀(47)と結婚した神田愛花(39)も「別姓でいいなら別姓がいい」と持論を展開。
通帳の名義変更などを例に挙げて、女性が姓を変える際に起こる煩わしさを主張していました。
このように出演者らの様々な意見が交わされていく中で、武田の見解には視聴者から批判を浴びる事態となっているのです。
MCの東野に話をふられた武田は、「女の覚悟の問題でしょうけど」と前置きしたうえで、
妻を旧姓で呼んだ際に叱られたエピソードを披露。
武田の妻は「自分は前の姓を置いて武田の姓になった。そういうつもりで来ているんだから冗談でも前の姓で呼ぶな」と語ったというのです。
そして、「姓を変えるというのは煩わしさも込み。その煩わしさこそが結婚の関係じゃないのかなあ」と持論を展開してました。
これに対して、フジの佐々木恭子アナ(47)は「えー、ない」と苦笑。
同じように、ツイッターをはじめとするSNS上で、武田に対しての批判が続出していたようです。
夫婦別姓の話題で、武田鉄矢が「あまりわからないけど」と前置きしながら「女の覚悟の問題だと思うんだけど」って言ってるのが、この問題の議論が進まないない理由だと思う。民法上は女性が性を変えろとは言ってない。どちらかに合わせろと言ってる。でも、男性はまったく自分の問題だと思ってない。
ADVERTISEMENT — tnk (@tanukong) February 2, 2020
男性同性愛者を猟奇殺人鬼予備軍呼ばわりした30年前と変わってない。
あの時はエロ親父な自分の対比に同性愛者を持ち出して貶めたけど、
今回はノスタルジーを利用して「女の覚悟」という自己責任論。ADVERTISEMENT 相変わらず汚いなあ、#武田鉄矢 は。#選択的夫婦別姓 #杉田水脈 #ワイドナショー pic.twitter.com/P3hDPPwwOo
— シゲ (@monadpride) February 2, 2020
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武田鉄矢が"(姓を変える)煩わしさも含めて結婚なんじゃないかな"とか言ってたんだって。いやお前は名字変えて無いくせになに生意気言ってんだカスって話だよな。
— mojo (@MOJO11040843) February 2, 2020
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などのコメントがたくさん上がっていました。
乙武氏も語っていたように、議論されているのはあくまで“選択制”。
果たして、この制度に武田の言う“覚悟”は本当に必要なのでしょうか…
これら一連の報道にネット上ではこんな声があがっています。
「これ見てたけどここに書いてるように武田さんはよくわからないと前置きした上で自身の奥様を冗談で旧姓で呼んだら奥様が旧姓を置いて武田の姓になったんだから冗談でも呼ぶなと怒られたというエピソードで奥様の覚悟の話しでされただけの事で議論する問題でもなんでもない話し。」
「昭和はそうだったって事だな。
そんな事にいちいち反応しても仕方ないと思うが。
まあ時代の流れで今は選択制もいいと思うけど。
配偶者の名字名乗りたいなら名乗ればいいし、別姓が良ければそれでもいいと個人的には思う。」
「まあ、価値観の合う人同士が結婚すればいいのだから、本人達が良いようになるように選択権を与えたらいいんじゃない?
武田鉄矢夫妻が美徳としているのだから、それも尊重するべき。
それこそ、
価値観の合わない人と結婚しなければいい
って話しだと思うけど」
などのコメントが寄せられていました。