『週刊文春』が東出昌大と唐田えりかの不倫を報道してからわずか数時間。
《最近、ホットワインが好きになりました。身体も温まり、おすすめですよ》
—-2018年のクリスマスに唐田えりかがインスタグラムに投稿。
《ホットワインとか飲みたいです》
—-インタビューで理想のクリスマスデートを聞かれた東出が答えた内容。
唐田の投稿画像の日付が2018年5月15日で、カンヌ映画祭のため2人はフランスにいたことも確定。
奥に映る男性の手が東出だということもすぐに特定されました。
『週刊文春』が2人の不倫を報道してからわずか数時間での掘り起し。
そして…
《たかしあいしてる》
《ゆきなだいすき》
と、縦読み投稿していた木下優樹菜とサッカー元日本代表の乾貴士。
火のないところに煙は立たないといいますが、全く火のないところから大炎上にまで持っていくこの特定班とは何者なのでしょうか。
特定班はインターネットの普及で登場。おおよそ2000年頃で、当時は2ちゃんねるの『ニュー速+』板で事件が起きると当事者のブログを発掘したり、ということが発端だったといいます。
現在、特定班の中でも最も優秀な探偵力を持つのが5ちゃんねるの『既婚女性板(いた)』に常駐する主婦だそうで、彼女たちは鬼女(きじょ)と呼ばれ、何か事件が起きると既婚女性板をのぞく報道関係者も多いといいます。
何か事件を暴いたからといって報酬はなく、完全趣味で活動している彼女たち。
芸能関係はもちろん、その他にも様々な事件を暴いています。
◇特定班が暴いた主な出来事
■住谷杏奈ロールパン偽造疑惑(2007年)
ブログに手作りのロールパンとしてアップしたものが市販のロールパンだったことが画像検索により特定されました。
■五輪エンブレムパクリ疑惑(2015年)
デザイナーの佐野研二郎氏がデザインした東京五輪のエンブレムに盗用疑惑があがり白紙撤回に追い込まれました。ほかにも佐野氏がこれまで手がけたデザインのパクリ疑惑が検証されるサイトが次々に出現。
■仙台いじめ母子心中事件加害者特定(2018年)
仙台でいじめを受けたとする小学2年の少女とその母親が心中するという痛ましい事件が起き、特定班は加害者を特定。今でも加害者とされる人物の実名がネットに出ています。
■女子中学生暴行動画拡散事件(2019年)
葛飾区の中学生の女子を集団で取り囲み暴行する動画がツイッターにアップされ、すぐに加害少年の名前、中学などが特定され中学校の副校長が認めるまで追い込みました。