アメリカンフットボール番組をレギュラーに持つお笑いコンビ・オードリーが、番組収録のためにNFL『第54回スーパーボウル』開催地のアメリカ・マイアミに訪れました。さらに、同地からラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)を放送し、ゲストも出演しました。
1日の深夜から生放送となった同ラジオに、ニューヨークからピース・綾部祐二さんが駆けつけました。綾部さんは、2017年に拠点をニューヨークに移しており、渡米した理由について「日本でやっていたコメディアンが意味もなく英語もしゃべれないで、アメリカに行って、ハリウッドスターになれるのかっていう企画を自分でやっている最中」と説明しています。そんな綾部さんは、ニューヨークでの生活も2年を迎え、英語が上達していてもおかしくないはずです。
さらに、自らを「ミスターアメリカ」と称する綾部さん。しかし、現在も英語が話せないそうで、若林正恭さんからすかさずツッコまれてしまいます。それでも、「逆に聞くけど、2年いて英語しゃべって生活してるのと、しゃべれないで生活してるのどっちが凄い? しゃべれずに普通に、問題なく生活してるほうがスゴくない?」と開き直った綾部さんに笑いが起きていました。
また、綾部さんは「俺の友達は多分1mmも俺のことを面白いと思ってない」と英語が話せないため、面白いトークを披露することができないジレンマを感じているそうです。とはいえ、友達が多いと言う綾部さんは、パーティーに参加するのが日常的だということで、「日本の食べ物で言ったら、俺にとってパーティーがお米」とアメリカンジョーク。これには若林さんも「なにその言い方。アメリカ全然面白くないじゃん」と鋭いツッコミを入れていました。
ダメ出しを受けた綾部さんは「アメリカならドカン(とウケる)」と現地との温度差を感じながら「オードリーの前だから言うけど、俺ね相当スキル落ちているよ。俺、感覚は失っています、マイアミで宣言しますけど、私はセンス、スキルが落ちています」と告白。さらには、「又吉先生ごめんなさい。どうかもう一人でやって下さい」と相方に謝罪し、スタジオは爆笑となりました。
放送後、リスナーからは「結局のところピース綾部はアメリカいって何をやってるんだ?笑」「自分でも言ってたけど笑いのセンスがマジで落ちててそこが面白すぎる!」「ピース綾部最高だったから米の国でも頑張って欲しい」「ピース綾部のマシンガントーク止まらん。いちいち面白いから困る」といった声が寄せられ、好評だったようです。また、帰国時期について「今のところは決めてない。いまはまだ見てる状況だから」と明かしていた綾部さん。ハリウッドスターまでの道のりはまだまだかかりそうです。