24日午前、愛知県刈谷市で清掃作業員の男性が横断歩道上にあるマンホールから頭を出した際に乗用車と接触し、意識不明の重体となっています。
午前10時20分ごろ、刈谷市野田町で横断歩道上にあるマンホールの中で下水道の清掃をしていた40代とみられる男性作業員が、下水管の清掃作業を終えマンホールから道路上に頭を出したところ、右折してきた乗用車に接触しました。
男性は約3メートル下に転落し、病院に運ばれましたが、頭などを強く打っていて意識不明の重体です。
警察によると、清掃作業は転落した男性と車を誘導する警備員の男性の2人で行っていました。警備員の男性は、別の車線の車に気を取られていたとみられ、また、清掃作業はマンホールの蓋を開けた状態で行っていて、作業中を示す囲いなどは設置されていなかったということです。
事故現場の近くの人は、「前からずっと工事をしていた。マンホールの蓋が開いていて、そこから人が出入りしていた」と語っています。
警察が事故の状況を詳しく調べています。
このニュースを見たネットの反応は…
「ここ、通りました。私が通ったときは、交差点より、もう少し手前の田んぼのそばだったのですが。警備員が一人、旗を降るだけで、何で避ける必要があるの?って疑問に思いつつ通ると、マンホールのふたが開いてるのが、横目に見えました。囲いもなく、わっかりづらいなぁー、危ないなぁーと思いながら通りました。あの交差点、右左折の車がどちらも多いのに、その交差点の横断歩道上を囲いも何もせず、作業してたとは。。危険予知できてないですね。作業側の安全対策の不備と言えると思います。作業現場を実際に見て、あの交差点を知る者としては、加害者になった運転手が気の毒にすら思います。」
「車の運転手はこんな事に巻き込まれて気の毒だ。完全に作業員側の過失、有り得ないミス、一歩間違えれば車が穴に落ちて大事故につながってたかも。」
「マンホールの蓋が開いた状態で柵もなければタイヤがはまる可能性もあるし、バイクだったら運転手にも大怪我させていたかも知れない。警備員にも問題あるが、柵なしで作業させるこの清掃会社にも問題があると思います。」
「こんなの避けること出来ないよな。かもしれない運転でも、マンホールから人が飛び出すかもしれない運転なんてできるわけない。普通であればマンホールの周りに安全柵を置くだけでなく、周囲に誘導員を配置するだろう。あまりにも浅はかで怠慢な仕事をしていたのだろう。」
など、作業をしていた企業側に問題があるとの見解を見せていました。