1月24日夜、鹿児島市で53歳の息子を刃物のようなもので刺して殺害しようとしたとして、
77歳の父親が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。息子は搬送先の病院で死亡したことがわかっています。
目撃した人の情報によりますと、父親が”日本刀”のようなものを持っていたと話しています。
逮捕されたのは、鹿児島市田上台の無職・佐藤勉容疑者(77)です。
警察の発表によりますと、佐藤容疑者は1月24日日午後7時半ごろ、
鹿児島市の自宅近くの路上で息子の昭臣さん(53)の腹などを刃物のようなもので複数回刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。
目撃者からの「親子げんかをしている」という110番通報を受けて警察官が駆け付けたところ、
昭臣さんが血を流して倒れていて、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、
まもなく死亡が確認されたということです。
また近隣住民も親子喧嘩の様子を目撃していたということで、
「怒鳴り声が聞こえていたので、けんかかなって思って。(1人が)血のようなものが付いているし、(もう1人が)日本刀のようなものを持っているから」
と話していたということです。
佐藤容疑者は警察の調べに対して、「刺したことは間違いない」と供述しており、容疑を認めています。
警察は今後、容疑を殺人に切り替えて詳しく調べる方針だとしています。
これら一連の報道を受け、ネット上からはこんなコメントが寄せられています。
「父親も息子も結構なご年齢なのに。複数回も刺す程のケンカとは……一体何があったんでしょうかね?」
「これからどんどん中年の引きこもりの問題が出てくるね。親が殺さないと逆に殺されてしまうくらい暴力振るわれたり金の無心されたり、荒んでいた生活だったんだろうと思うわ。親が産んだのだから世の迷惑になるくらいなら親が消すのは仕方ない気がする」
「いい大人がケンカになるのがおかしい。
頭に血が登るような状態になるまで
お互いに引かないのが間違いな気がする。
どんな理由があっても行き過ぎた行為は
許されない。」
などのコメントが寄せられていました。