人生かけて芸能人をひたむきに応援し続ける“すじがねファン”が主役の番組『すじがねファンです!』(テレビ朝日系)が14日に放送され、スペシャルゲストとして千葉県船橋市の非公認キャラクター・ふなっしーが出演しました。
タレントの今田耕司さんと指原莉乃さんがMCを務める同番組は、ゴールデン初放送を記念して2時間特番を放送。今回登場した“すじがね”ファンは、「梨の妖精・ふなっしー」を応援する熱烈なファンです。2011年から非公認キャラクターとして活動を始めたふなっしーは、しゃべって動けるご当地キャラとして大ブレイクしました。
2014年頃にはテレビ出演本数が101本、CM出演20本超えと嬉しい悩みではあるものの、身体一つでの重労働にかなり負担がかかっていたといいます。そこに追い討ちをかけるように、人気はひたすら伸び続け、マンガの連載が決まり、CDデビュー、グッズの販売も注文が殺到。無理をしてでも求められるならばと走り続けたふなっしーでしたが、3年ほど前からメディア露出が激減し、2019年に出演したテレビ出演はたったの9本だったといいます。
しかし、ふなっしーはテレビに出ていない間もファンとの絆を深めており、その魅力の虜となる“すじがねファン”も多くいるといいます。番組出演したファンは、「テレビ出演を控えて、私たちファンに近い活動をたくさんしてくれている。ふなっしーは直接会うと何倍も楽しいんです」と熱弁。実際に、ふなっしーはイベントなどに引っ張りだこで、1000人が入るファンイベント会場が超満員となっているんだとか。
そんなふなっしーがなぜテレビへの露出が減ってしまったのか。「こうやって皆さんとテレビに出させていただくのは凄くうれしくて、いろいろな経験ができて良かったんですけど、やっぱり…もともとタレント志望じゃなかったってとこも…」と自身とはテレビ業界が合わなかったことを明かしました。また、「どうしても過酷なロケが増えてきて、ちょっと体調も壊しちゃったりして」と体力的な問題も大きな原因となったことを告白。ファンによると、昨年3月に行われたファンとのバスツアー「梨とお泊り会」での夜の宴会でも、激しい腰痛に苦しめられていたといいます。
「ふなっしーはどうしても頑張り過ぎちゃうところがあるので、体のことが心配で…前のバスツアーの時も腰を痛めて、とんでもないことになった」と心配されていました。当時のことを振り返ったふなっしーは、「(去年の)年明けに梨ニア(ヘルニア)になっちゃって。痛くて痛くて立つこともできなかった。2カ月激痛に耐えてたら徐々に良くなったので何とか動けるようになりました」と今は回復していることを明かしました。久々のテレビ出演で、ファンとの熱い絆が垣間見えたふなっしーは、テレビの外でまだまだ活動していくようです。