昨年、作家で尼僧の瀬戸内寂聴が出版した『寂聴九十七歳の遺言』(朝日新書)の中で発言した、「不倫でも何でもやったらいい!」と言った言葉がネット上で物議を醸しているようです…!!
ネットメディア『AERA dot.』の取材で、なぜそのような発言をしたのか問われた寂聴は、その理由を次のように説明しています…
「情熱に身を任せて不倫でも何でもやってみたらいいじゃないですか。傷ついて別れたっていい、また誰かを好きになったらいいんです。別れるつらさを身に染みて覚えたら、もしかしたら、素晴らしい詩や小説ができるかもしれない。これ以上の楽しい恋愛はないということを経験した人でも、それはそれで何かの形で表現したくなるでしょう」
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さらに、百冊の本を読むよりも一度の真剣な恋愛の方が、はるかに人間の心を人生を豊かにすると。
続けて、「経験者は語る、間違いありません」と、不倫を容認するかのような発言を残しているのです!!
尼僧というイメージが強い瀬戸内寂聴ですが、ここ数年は小説家として、ご意見番的な存在感を示しています。
最近といえば〝STAP細胞問題〟で一躍有名になった小保方晴子さんと対談したことも話題になりました!
しかし、一方で若いころ、自身の夫と幼い娘を捨て、夫の教え子と恋仲になり、泥沼不倫騒動を起こしている過去があります。
本人はそのことを小説『夏の終り』で描き、女流文学賞を受賞して、自身が活躍する足掛かりにしています。
しかし、それを「一般の人に勧めるのはどうなのか…」「ふざけるな!」と言った声があがっており、最近は不倫に対する風当たりが強いため、寂聴の発言に怒りを示す反応が!!
数々の文学賞を総なめにし、文化勲章まで授与されている寂聴。しかし、最近はそのワガママ放題の発言が問題視されるように….。
特に若い世代の女性からの反発はかなり大きいようで、さすがに今のご時世、不倫を容認する発言は完全なNGだと言われています。
僧侶として本来なら人に教えを授けるのが役目なのですが、人生を豊かにするために不倫を勧めるというのは、さすがに的外れで、自身に都合のいいとしか言いようがないでしょう…。
ネット上でも寂聴の発言に以下のような批判的な意見が多く寄せられています。
《どんな理由があっても不倫はダメでしょ。この人、昔から不倫を容認しているよね》
《誰も幸せにならないのに、何て無責任なことを言ってるんだろ。僧侶の発言とは思えない》
《傷つけられる側のことを全く無視した教え。ちっともありがたくないわ》
《この人が何で持ち上げられてるのかさっぱり分からない。ありがたがって貢いでいる人がいるのが不思議》
《自分勝手に生きてきただけなのに、すべてを美化しているよね。ただのボケ婆さんだろ》