”医療”というのは、医療従事者以外の一般人には不透明なものが多く、病気になったら医師を信用する以外に治す選択肢がありません。つまり信頼関係のもとで成り立ってるとも言えますが、そんな信頼関係が揺らぐ大事件が起きてしまいました。なんとガンで手術中だった患者が火だるまになったというのです・・・
がんを治すことを目的に手術を受けたにもかかわらず、その手術の最中にまさかの事態になってしまった人がいますー。
先月12月22日、ルーマニアの首都である、ブカレストにある病院にて、あるがん患者が大手術を受ける予定になっていました。手術室に入ったのは66際の女性患者で、膵臓がんを患っていました。
膵臓がんを治すための手術が行われたこの日、手術にあたった医師団は、通常通り患者の体をしっかりと消毒し、いざメスを入れるというその時。なんと執刀医が手にしていたのは、通常用いられるメスではなく、なんと電気メスを持っていたそう。そんなことに誰も気づくことなく電気メスを入れたときー。
手術を始める際に、患者の体を消毒するために使われていた消毒液にはアルコールが含まれていたため、電気メスが患者の体に接触した瞬間、なんと患者の体はものすごい勢いで発火したのです。またたく間に患者の体は一気に燃え上がり、なんと患者は体の40パーセントにやけどを負ったといいます。おそろしい…
この信じられない事故から約一週間後、この患者はなんと亡くなってしまいます。この驚きの事態に報告を受けた警察がただちに捜査を開始しましたが、現在警察は「なぜこのような信じがたいことが手術室で起きたのか」と話しており、未だに解明すべく経緯を詳しく調べている段階だそうです。
この信じがたい事故に、ネットからは「信じられない…」「どうしたらこんな事故が起きるのか」「こんな病院潰れるべきだ」「この病院頭おかしい」とコメントが届き、ルーマニア政府も「衝撃的な出来事です」とコメントしていますが、いったいなぜ誰も気が付かなかったのでしょうか…ご冥福をお祈りします。