昨年の2019年10月に発覚した神戸市立東須磨小学校の「教員いじめ」事件。20代の後輩教諭に“激辛カレー”を無理やり食べさせるなどした加害教諭4人は分限休職処分中となっていますが、給与も停止され、間もなく神戸市教育委員会による懲戒処分が決定します。そんな中、加害者教諭たちが逃げ回っているそうでー。
被害にあったX教員は度重なるいじめにより、カウンセリングを受けなければならない状況であると報じられていましたが、代理人弁護士は現在について、「12月に入り通院の頻度も減り、薬には頼っていますが夜も眠れるようになってきました。早ければ来年度には教壇に戻れるように調整をしているようです」と語っています。
神戸・東須磨小学校イジメ事件 教育現場にあるまじき異常事態の責任はA前校長にある | スクープ速報 #神戸教員いじめ #スクープ速報 #週刊文春 https://t.co/zVQQKX79Ja
— 週刊文春 (@shukan_bunshun) November 1, 2019
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今回の事件の概要とは、兵庫県神戸市の東須磨小学校で、30~40代の先輩教員4人が20代のX教員に対し、X教員を羽交い締めにし、激辛カレーを無理やり食べさせるなど、いじめの限りを尽くしたというもの。子どもたちの教育をする立場である人間がやるとは考えられない行為の数々に、世間からの怒りは収まりませんでした。
”女帝”と呼ばれていたベテラン教員のA(40代)と取り巻き教員のB、C、D(いずれも30代)により行われたいじめは、暴力、暴言をはじめ、教師とは思えない非道な行為がなんと50項目以上、すでに明らかになっています。この被害にあい、追い詰められたX教員は2019年の夏休み明けから登校できなくなり、事件が明るみになりました。
これだけのありえない出来事の数々に、世間では怒りが爆発。また、加害者たちが有給を利用して休職していることなどにも、”なんで給与が支払われているのかと”と怒りの声が多く届いていたため、市教委は有給休暇中の加害教員4人に対し、給与を差し止める分限休職処分にしました。
すると、なんと驚くことに、D教員は「不当だ」と訴え、市の人事委員会に審査請求。D教員は関与を認めているものの、「激辛カレー強要など悪質性の高い行為には関わっていない」と主張、納得できないと話しているというのです。いったいどの口がこんなことを言っているのか、理解できません。
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保護者の怒りはもっともだし、加害者教員は反面教師として最後くらい子供たちの将来のためにも実名報道顔出しをして社会的制裁を受けてください。 pic.twitter.com/ml8MyTrpywADVERTISEMENT — chie (@simchie2017) October 16, 2019
また、世間の怒りから、ネット上では加害者たちの顔写真などがさらされ、細かい情報が公開されたことから、教育委員会の担当者は「加害教員たちは精神的に憔悴していました。それに“ネットで顔や名前が晒されて外も出歩けない”と話しています」と話しています。精神的に憔悴する権利すらないと思いますが。
逃げ回る加害者教諭たちの家族たちに問い合わせても「弁護士に聞いてください」というばかりで誠意のある行動も言動もありません。
いったいいつまで逃げるつもりなのでしょうかー。