飲酒運転の危険性と悪質性・悲劇性が大きく取り上げられ、罰則も強化されているのに、飲酒運転をする人がいるのはなぜなのでしょうか…。
長崎県佐世保市消防局は今月29日、20歳代の男性消防士が28日未明、
飲酒したうえで車を運転し、大村市内の長崎自動車道で自損事故を起こしたと発表しました。
県警高速隊は道交法違反容疑で任意で調べており、同局は男性消防士を処分する方針を示しました。
同署の発表によりますと、消防士は県消防学校(大村市)初任科に入校中で、
今月27日夜、同僚5人と長崎市内の店でビール7杯などを飲んだ後、
自宅に戻る途中に事故を起こしたとみられています。
警察官の飲酒検知で呼気から基準値を超えるアルコール分が検出されていました。
飲酒運転で事故を起こした男性消防士は同局の調査に対し、
「運転できると過信した。居眠りをしてしまった」などと供述しており、
飲酒運転を認めているといいます。
これに、同局の西崎正明局長は取材に応じており、
「誠に遺憾で、綱紀粛正を徹底し、信頼回復に全力を尽くしたい」
とのコメントを発表しています。
男性消防士は飲酒運転の危険性を理解していなかったのでしょうか。
とても残念なニュースでした。
これら一連の報道を受け、ネット上では厳しい声が上がっています。
「ビール7杯も飲んでまともな運転ができると思ったってこの人の頭はまともじゃないです。1杯だったらいいわけではないけどこういう考え方の人間がいるから飲酒運転はなくならないし事故に巻き込まれて亡くなる人も減らないんです。消防学校に入ってゆくゆくは人の命を守りたいと思ってる人のすることではないです。」
「この消防士人間失格ですね。記事の内容によると飲酒しても運転できるとの過信が間違いですね。これだけTV等で飲酒後の運転はダメ報道さっれていますね。飲酒後は運転できる出来ないのは問題ではなく、運転をする事自体が犯罪との思考が必要ですね。」
「20歳の消防士、飲酒運転の怖さが解かっていない。
免許を取る時に教わるはず、消防学校でも厳しく教えるはずだ。
アルコールが体内に入っていれば、平常の判断力や動作が鈍る。
甘いな・・・」
などのコメントが寄せられていました。