12月24日深夜に放送された、年末恒例番組『明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー』(フジテレビ系)で、MCの明石家さんまさんが、〝線維筋痛症〟で休養を発表したフリーアナウンサーの八木亜希子さんの状況を明かしました。
番組冒頭、さんまさんは「今年は本当にいろいろなことがあった揚げ句に、今日当日、こんなことになるとは…八木が急きょ入院になりました」「病室で見てるのかどうか分からんが…この時間は寝てるか。これ見てる元気あったら出て来てほしい」と、八木アナが入院したことを報告しつつ、笑いを交えながらエールを送っていました。
同番組で長年、さんまさんとコンビを組んでいた八木アナ。さんまさんもかなり心配している様子でしたが、2週間前に一緒に食事したことを明かし、食事中に八木アナが「横になっていいですか」と言ったので、「抱いてほしいのかなと思った」と発言。この発言がネット上で大批判を浴びることに。さんまさんなりに笑い話に変えて少しでも雰囲気を明るくしようとしたのが裏目に出てしまったようです….。
線維筋痛症とは、30~50代の女性が多く国内の患者数は約200万人。全身に激しい痛みが走る病気で、服がこすれたり、風が吹くだけでも激痛が走ることがあるといいます。中には、2、3日おきに30~40カ所の麻酔注射を打って痛みを和らげている患者もいるそうです。このような辛い症状で苦しむ八木アナに対し、〝他人事〟のような発言をしたさんまさんに批判の声が殺到するのも無理ありません…。
日本テレビの大杉君枝アナウンサーが2007年、東京・渋谷区の自宅マンションから転落し、死亡。原因は出産後に患った線維筋痛症だといわれており、遺書には病気のことでかなり悩んでいたことが書かれていたそうです。芸能記者いわく、「芸能生活の長いさんまさんなら、大杉アナのことは知らないはずはありません。八木アナの闘病生活を考えたら、冗談めかした発言など決してできないはず」だと語っています。
八木アナと懇意にしているさんまさんだからこその〝エール〟だったようですが、どうやら視聴者には理解されなかったようです。ネット上では以下のような辛らつな意見が殺到しています….。
《線維筋痛症ってかなりの難病だぞ。抱いてほしいとか冗談でも言えないはずだ》
《何でも冗談めかして話すのはさんまの悪い癖。そもそも出て来てほしいとかふざけてるのか》
《マジで病気をかなり軽く考えているよね。こんな深夜に出て来れるわけねーだろ!》
《深刻な病をチャカしてんじゃねーぞ!》
《自分では愛情表現のつもりなんだろ。もはや老害です》