東京都青梅市成木の民家で住人の無職、小川和男さん(67)が頭を殴られて殺害された事件で、
警視庁青梅署捜査本部は今月27日、強盗殺人と住居侵入の疑いで、
ともに住居・職業不詳の韓一仁(ハンイルイン)容疑者(31)=韓国籍=と野村俊希容疑者(25)を逮捕しました。
その後、逮捕された男2人は小川さんが110番通報した際、
室内を物色中だった疑いがあることが28日、捜査関係者への取材で分かりました。
室内には現金約300万円も残されており、物色中に通報され、逃走を図るため小川さんを襲ったとみられます。
警視庁は2人の認否を明らかにしていません。
その後の捜査関係者への取材で、周辺の防犯カメラには逮捕された2人の他にもう1人、
不審な人物が映っていたことが新たにわかっており、
警視庁はこの人物も犯行グループの1人とみて行方を追っているとのことです。
小川さんは事件前、周囲に「1億円が入っている」などとジュラルミンケースを見せ、
多額の現金を保有していると説明。
ケース内の現金は実際には10万円程度だったが、
小川さんが倒れていたダイニングキッチンには現金約300万円と外国紙幣が残されていました。
いずれも事件後に手つかずで見つかっています。
捜査本部はこうした情報を入手したハン容疑者らが小川さんを襲撃したとみて、動機の解明を進めるとのことです。
両容疑者は逃走時、一時的に付近の山中に潜伏。
知人男性に車で迎えに来るよう依頼し、約20キロ離れた八王子駅方向まで移動。
逃走中に着替えもしていたことが明らかになっています。
周辺のカメラを解析した結果、実行犯グループが3人以上だったことがわかっています。
いち早く事件に携わった犯人らが逮捕されることを祈りますが…
これら一連のニュースにネット上ではこんな意見が寄せられています。
「やっぱり大金所持情報が広まると命取られる危険があるんだな、宝くじ当たったら人に言ったらダメだね」
「見栄を張って得することなどなにひとつない。
身の丈に合った生き方が一番堅実で確かだと思う。」
「小川さんが銀行へ5億円を預金に行ったら、時間が掛かったそうだ!
多分、デタラメだと思う。1億円入りのケースにも10万円だけじゃ、もし、犯人が発見したら、びっくりする。」
などのコメントが寄せられていました。