人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の企画で話題となった「MONSTER HOUSE」に引き続き、新企画がスタートした「MONSTER IDOL」。アイドルのプロデューサーとして好き勝手に振る舞う安田大サーカスのクロちゃん(43)の結末に、注目が集まりました。
企画の内容は、16名のアイドル候補生の中からクロちゃんがメンバーを選抜し、アイドルグループをプロデュースさせるというもの。グループ名を「豆柴の大群」に決め、デビューシングル「りスタート」の作詞・作曲まで手掛けたクロちゃんは、メンバーを選考するために合宿を行います。そこでは、最終的に4人のメンバーのデビューが決まることとなりましたが、25日の『水曜日のダウンタウンSP』では、「彼女にしたいから」との勝手すぎる理由で落選させたカエデとのデートに密着した内容が放送されました。
クロちゃんは、結婚まで考えているほど真剣に付き合いたいと思っているカエデに対し、夜景デートに連れ出して「俺と付き合って」告白します。カエデは合宿中、クロちゃんに「好き」という猛アピールをしていましたが、「ごめんなさい」と答えます。「なんで、なんで」と叫びながらクロちゃんは「だって、違うじゃん、俺のこと好きって言ったじゃん」と訴えましたが、カエデは「それはアイドルになりたかったから。クロちゃんがプロデュースするアイドルになりたかったから。クロちゃんの彼女になりたかったわけじゃない」と涙ながらに嘘をついていたこと明かしました。
それでも納得のいかないクロちゃんは、キモすぎる告白を延々と続けた挙句、「俺は結婚まで考えてるから」と涙を流しながらカエデにすがります。それでも、カエデの答えは「ごめんなさい」と変わることがなく、それを受けて逆切れをし始めたクロちゃんが「(プレゼントした)ペンダント返して」とクズっぷりを披露。この姿にネット上では「キモしつこいキャラクター最高。」「マジなら犯罪者スレスレのレベルでヤバい人」「フラれる所がピークでナイスホラーだった」「ごめんなさいの後の食い下がり方はやばい」「まじで気持ち悪いしクズすぎて面白い」「バラエティだから笑ってられるけど、身近にいたら本当に通報レベル」などの反響が寄せられました。
前回の放送で、デビューシングルには「続行」「解任」「解任&罰」という3パターンのジャケットがあり、クロちゃんが今後プロデューサーとして活動できるか売り上げによって決定することが発表されていました。そこで、このVTR後には生放送に切り替わり、売り上げ枚数がそれぞれ「続行」23828枚、「解任」18231枚、「解任&罰」が31736枚であったことが明かされます。クロちゃんは結果発表を前に「続行、続行、絶対続行!」と訴えていましたが、同グループは今後、BiSHなどが所属する事務所「WACK」が引き取って真剣にプロデュースを手がけることが発表され、クロちゃんはプロデューサーを解任となります。
クロちゃんは、豆柴の大群のプロデューサーじゃなくなりました。
この後の展開も色々と考えていたのに。
続行を応援してくれたみなさんごめんなさい。
メンバーが清々しい顔してるとか、なんでなんだろう。#水曜日のダウンタウン#モンスターアイドル #豆柴の大群#クロちゃん #プロデューサー pic.twitter.com/XjfpFbGsiWADVERTISEMENT — 安田大サーカス クロちゃん (@kurochan96wawa) December 25, 2019
罰の内容は、豆柴の大群が同曲をパフォーマンスしている間、クロちゃんがハーネスを装着し、逆さ吊りにしてさらに顔を氷水に浸けて、水責めにするというもの。メンバーからは「今までありがとうございました。これからはWACKの一員として頑張っていきます」と清々しい挨拶が告げられ、理不尽な理由で落選したカエデは事務所の代表取締役・渡辺淳之介さんから「僕としても豆柴の大群に必要だなと思ってまして…」とメンバー入りを果たしたことが発表されます。結果的にはハッピーエンドとなった今回の企画ですが、クロちゃんは悔しさをにじませながら「オレがプロデューサーやりたかった。オレが作ったんだから」と本音を口にしていました。