シンガー・ソングライターの長渕剛(63さん)が急性腎盂(じんう)腎炎のため、都内の病院に入院中であることが24日、公式サイトで改めて発表されました。長渕剛さんは前日(23日)に都内で開かれた自身20年ぶりの主演映画「太陽の家」(来年1月17日公開)の完成披露舞台あいさつを欠席していました。壇上で、スタッフから欠席する旨が伝えられると、どよめきが起こりました。
公式サイトは冒頭で「この度は『TSUYOSHI NAGABUCHI CINEMA & LIVE 2019 太陽の家』、全国10都市17公演に際して、たくさんの皆さまにご来場を賜り、誠に有り難うございました。」と感謝した上で、以下のように容体を説明しました。
「長渕剛は、ツアー最終日でありました舞浜ライブ公演終了後より、腹部の痛みと発熱がはじまり、12月20日、極度の痛みと高熱になったため、都内の大学病院に緊急搬送、医師より急性腎盂腎炎と診断され、そのまま入院治療に入り、現在も絶対安静の状態が続いております。平素より長渕を応援してくださるすべての皆さまには、大変ご心配をおかけして申し訳ございません。」
また「太陽の家」の完成披露舞台あいさつを長渕剛さんが突然欠席したことについても「深くお詫び申し上げます」と改めて謝罪しました。現在も入院中で、2週間程度、絶対安静の状態が続きます。本人はこのイベントだけは登壇したいという強い思いがあったそうですが「医師の判断のもと欠席せざるを得ない状況でありましたことをご報告させていただきます。」としています。
最後は「今は、一日も早く快復するために安静に治療を続けておりますので、何とぞご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。」と呼びかけました。
長渕剛さんにとって「英二」(99年)以来21年ぶりの映画主演作です。神業的な腕を持ち、人情味の厚い大工の棟梁(とうりょう)を演じました。同映画では「愛と信念」をテーマに、家族への愛、大切な人への愛を描きます。
完成披露には、飯島直子(51)さん、広末涼子(39)さんらが出席しました。型破りな棟梁を温かく見守る妻役の飯島直子さんは「無理をせず、しっかりと治して元気になって、1月にお会いしたい」とエール。物語の鍵を握るシングルマザー役の広末涼子さんも「長渕さんのタオルを掛けられている方、長渕さんみたいな方もいるのに申し訳ない気持ちでいっぱい。舞台あいさつを楽しみにしたい。」と、長渕剛さんとの再会を心待ちにしました。