現在、「公益財団法人動物環境・福祉協会 Eva」の代表理事を務めている女優の杉本彩さんが、クリスマスのペット購入について悲痛な思いを明かすため投稿した動画が話題になっています。その内容とはクリスマスプレゼントとして動物を買わないでと言うものなのですが…
この日杉本さんが投稿した動画では、クリスマスだからといって、プレゼントにペットショップでペットを買わないで欲しいというものです。日本では、動物を買う時はペットショットから買うというのがなんとなく普通のこととして考えられていますが、実はこれ、とっても変わってるってご存知ですか?
杉本さんが動画内で、「ペットをもらうのはブリーダーか、保護されてる子から。私たちが考えを変えないとペットショップはなくならない」などとも語っているように、日本のようにペットショットから買うのがほとんどの人の”普通”になっているのは日本くらいで、他の国では違う方法がとられているのです。
では、どのように飼うのかというと、欧米などを含む多くの先進国では、ペットを飼いたい時は、通常は保護されている動物を飼うかブリーダーからもらったり購入するのが当たり前で、日本で言うペットショップではペット用品を売るのみの機能となっています。つまり動物はいないのですね!
しかし、日本ではペット自体が未だに売買されているため日本はペット後進国であると言われています。これについて杉本さんは日本はペットショップから動物を買うことは止めるべきだと主張していますが、ではいったいなぜ日本のようにペットショップからペットを買うべきではないのでしょうか?
それにはいくつかの理由がありますが、一番はペットショップは無理やり生殖行為などをさせて繁殖させており、ペットにとって非常に良くない環境であるということと、そもそも保健所などにたくさんの犬がすぐ目前に迫った死の期限を前に生きているという現実があります。日本は特に野良犬というものが認められていないため、道路に捨てられてうろちょろしていれば通報されて保健所に連れて行かれるわけですね。
クリスマスを前にどうか杉本さんの思いが届きますように。