21日放送の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ)に元乃木坂46で女優の生駒里奈さんが出演。生駒さんといえば、2018年5月6日にアイドルグループ・乃木坂46を卒業。その後は女優やタレントとして活躍の場を広げています。そんな生駒さん、今回番組内でアイドル時代活躍していた頃の秘話を明かしました。
生駒さんは、当時、倍率1千万倍以上だった乃木坂の1期生オーディションに合格し、1stシングルから5作連続でセンターを務めるなど、グループの“顔”として活躍してきました。しかし、デビュー前はアイドルに対し「全くと言っていい程興味がなくて。アイドルという存在をあまり知らなかった」と話し、学生時代についても「本当に暗い子で引っ込み思案でいじめられっ子だった」と明かしました。
そんな様子を見かねた父親が心配し、「思い出作りに受けてこい」と何かに向かって頑張ることをうながす気持ちで乃木坂46の1期生オーディションを勧めたそうです。その時、ちょうど学校生活から逃げ出したかった生駒さんは、オーディションを受験することに。その応募したのが乃木坂のオーディションだったようです。
オーディション合格後は、地元・秋田から東京まで、レッスンのために通い、新幹線で4時間半、実家から最寄りの駅までも約1時間かかるなど、移動だけで10時間かけながらもレッスンに励んでいた生駒さん。「ヘトヘトで記憶がない」と、当時の状況をしみじみ振り返っていました。
そんなハードスケジュールの中でも、辞めなかった理由が「高校に戻りたくない」「受かったら学校が辞められる」という気持ちが強かったからだと語っています。さらに、もう一つの理由があったといい、「メンバーにいじめっ子がいなかったんです。いじめられたら辞めようと思ってたんですけど、自分の命をかけても守りたい人たちに出会えたのが乃木坂のメンバーでした」と、メンバーたちへの思いを述べていました。
続けて、「芸能界ってこんなに大変なんだって知らず、段々分かっていって大変でしたけど、本当にメンバーがいたおかげで乗り越えられることが多かったです」と改めてメンバーに感謝の言葉を明かしていました。MCの久本雅美さんはこの乃木坂時代の秘話に思わず涙し、「生駒ちゃんも大変だったんだな」と声をかけていました。
この放送を受け、視聴者からは「生駒ちゃんにとって学校より大切な場所が乃木坂でほんとによかった」「これは泣いちゃうよ」「生駒ちゃん素敵すぎません?乃木坂って本当にいいグループだなぁ」「生駒ちゃんは本当にいい人、 乃木坂を愛してるって改めて思った」などの声が寄せられています。
アイドル時代は大変な思いをしながらも、頑張り続けた生駒さん。乃木坂での活動をバネに今後も素晴らしい活躍を見せてくれるよう期待したいものです。