2019年12月16日、福岡県の福岡市西区周船寺の公園で、近くのサービス付き高齢者向け住宅に住む当時88歳の女性が血を流して座り込んでいるのを近くを通りかかった人が見つけ、病院に運ばれましたがまもなく死亡しました。またこの女性の当時70歳の娘も自宅で死亡しているのが発見されました。
88歳の母親は、入居する高齢者向け住宅や近くの公園で血を流して倒れており、一緒に暮らす70歳の娘の稲田佐用子さんも、室内であおむけで血を流して倒れているのが見つかり、その後搬送された病院で死亡が確認されました。2人は無理〇中をはかったと見られていますが・・・
70歳だった娘は寝たきりの状態だったそうで、すでに88歳になっている母親の女性が介護を行っていたそうで、「経済的に困って介護を続けられない」と以前から周囲にもらしていたといいます。そのため、警察は母親が娘を〇害したあと自〇した無理〇中とみて調べをおこなっています。
また、警察によりますと、この母親が倒れていた公園には「申し訳ありません。自〇します」という趣旨の遺書と包丁がともに見つかっているということで、無理〇中ということで間違いなさそうです。この女性の娘は病気のため寝たきりの状態で、母親は住宅を運営する会社の従業員などに、介護の悩みを打ち明けていたといいます。
相談を受けていたという、死亡した2人が入居していたサービス付き高齢者向け住宅を運営する会社の従業員によりますと、この母親と娘は、2人用の部屋で数年前から一緒に暮らしており、88歳の母が寝たきりの状態になった娘の介護を行っていたそうです。
職員によると「2人には、認知症や急な体調の変化などはみられませんでした。これまでに2人がけんかをしたなどのトラブルも聞いたことがなく、驚いています」ということです。
88歳の母親が70歳の寝たきりの娘の介護費用の支払いが厳しいのを苦に無理心中した胸潰れるようなニュースの後に、
介護施設の低所得者負担2万円増とする介護保険制度の見直し方針に関するニュースが流れる…ADVERTISEMENT あまりにも酷過ぎるよ。
— 夏 (@natunotukiyono) December 16, 2019
これについてネットからは、「長生きは不幸の始まり」「うちも私が病気で母がよいよいの病老介護でフラフラ。」「これが日本の未来であり今現在だよね、せめて楽な死に方の選択が必要だと思う。」「ビンボー人は生きていけないってことだよね」「もう涙も言葉も出ません。ただただ山本太郎さんの登場を待つのみですね」というコメントが寄せられています。
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