2019年の「今年の漢字」は“令”と発表されました。平成が終わり、元号が令和となった今年は一般公募の中から最も多かった令和の“令”が選ばれました。そんな中、14日に放送された「カンニング竹山の土曜The NIGHT」(AbemaTV)に出演したカンニング・竹山隆範さん(48)が、毎年恒例となっている「今年の漢字」について辛口発言をし、話題となっています。
「今年の漢字」は、京都に本部がある日本漢字能力検定協会がその年の世相を表す漢字ひと文字を一般から募集し、最も多かった字が選ばれます。今年は、21万6000余りの応募の中から選ばれ、京都市東山区の清水寺で森清範貫主が大きな和紙に筆で書き上げました。協会は、「令」が選ばれた理由として新しい元号の「令」和に明るい時代を願う国民の思いが集約されたとしています。
そこで、同番組でも「今年の漢字」について取り上げると、MCの竹山さんは「この時期になると、1年を振り返るという企画が多くなりますが、今年の流行語とかありますよね。くだらないですよね。中でも『今年の漢字』が一番くだらない」とコメント。さらに、「あれ、何なんですかね。毎年思う。ワイドショーが清水寺から中継するんですけど、俺が嫌なのは“竹山さんだったら今年の漢字は何ですか?”みたいな、番組出演者に聞くんですよ。コメンテーターあたりに聞くんですけど、“誰が聞きたいんですか?”ってずっと思っている」と以前から不満に思っていたことを明かしました。
竹山さんはこの話題についてかなりの不満が募らせていたようで、「1年で一番くだらない中継だなと思うのが、『今年の漢字』と『桜の開花宣言』。やめればいいと思う」と続けました。また、視聴者に問いかけるように、「さっきも言いましたけど、番組出演者と『今年の漢字』を考えるのは誰も興味ない。製作者も興味ないですよ。見ている人だって興味ない。“あー、この人の今年の漢字はコレなんだ”と思ったことあります?」と厳しい意見を語っていました。
この意見には、「ワイドショーの芸人コメンテーターもくだらない。いくら落ち目になったとはいえ、芸人なら芸で売れよ竹山よ。」「それ以上にコメンテーター芸人もくだらないと思う。」「それ言うなら、テレビの大半がくだらない。」「だったら貴方が言う「くだらない」話題を取り扱うワイドショー系の番組には一切出演しない方がいいと思う。」「竹山はいつからこんなくだらないコメントするようになったのかな。」といった反論が寄せられています。
批判的な意見が多い中、一方で「今年の漢字と並べるのならば、桜の開花予想ではなく、流行語大賞かね。」「くだらないことを楽しむ余裕のない日本人が増えましたよね。」「竹山さんには紅白歌合戦も斬ってもらいたいもんだ。」「自分は漢字よりも、流行語大賞がくだらないと思う。あれって誰得なの?。」「アイドルグループがニュースキャスターやったり、ワールドカップの中継など、話題になりそうなものには手当たり次第出ているのも誰得」など、共感の声も見られました。