10日、第5回目となる「アンガーマネジメント大賞2019」が発表されました。“タピオカ恫喝騒動”で芸能活動を自粛中のタレント・木下優樹菜さん(32)が「怒りの感情をコントロールできずに失敗してしまったと思う有名人」の第1位に選ばれたのですが、このネットニュースが、すぐに“抹消”されていることが大きな話題になっているようです…。
アンガーマネジメント大賞とは、日本アンガーマネジメント協会が制定するもので、毎年12月に発表されます。事前に協会のメールマガジンを通じて昨年11月から今年11月の間に注目された人物・事件・事柄が募集され、その後、アンケート調査で上位に挙げられた回答の中から協会公認のアンガーマネジメント講師266人の投票により各設門の1位を選ぶというもの。
‟2019年上手に怒りの感情をコントロール・対応した有名人”第1位「アンガーマネジメント大賞2019」は、嵐の櫻井翔さん(37)が受賞。
2020年いっぱいで嵐が活動休止することを発表する会見で「無責任という指摘もあると思うが」と聞かれた際、櫻井さんは、「2年近くかけて感謝の思いを伝えていく期間を設定した。これは我々の誠意です」と、冷静に回答したことが評価されたようです。
一方、‟怒りの感情をコントロールできずに、失敗してしまったと思う有名人”の第1位は木下優樹菜さんが選出。木下さんの実姉が都内のタピオカドリンク店の経営者とトラブルになった際、木下さんがその経営者に送りつけた“恫喝DM”が大炎上となり、11月18日には当面の間、芸能活動を自粛すると発表しました。
今年1月に嵐が活動休止の発表会見を開きましたが、木下さんの話題は最近の話し。そう考えると木下さんの受賞がクローズアップされてもおかしくないわけですがなぜかニュースとしてほとんど報じられませんでした。
それにはある理由があるようで…実は大手メディアを含めてニュースとして記事を配信した媒体はありましたがすぐさま“消去”。または報じようとしたけれど、“自粛”した媒体もあったようです。これは、アンガーマネジメント大賞に選出されたことに気づいた木下サイドから「取り上げないでほしい」というお願いがあったというのです。
復帰に向けた動きを模索する中で、不名誉な1位でクローズアップされるのは大きな痛手ととらえたのでしょう。ただ、恫喝騒動で木下さんが「出方次第でこっちも事務所総出でやりますね」などとDMを送っていただけに「また総出か?」などと厳しい指摘がネット上では相次いでいます。
そんななか、今回の騒動は木下さんだけでなく、夫であるお笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史さん(48)への飛び火も収まらない状況が続いているようです。 1日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(関西ローカル)で、騒動について「本当に申し訳ございません」と謝罪した藤本さん。
木下さんの様子について「当然のことながら、反省の日々です」と明かしていました。騒動から2か月経ち木下さんは徐々に元気を取り戻しているそうですが、世間の目が怖く、今もなかなか家から出ることができないようです。
復帰に向けた動きを模索し、少しでも早く世間の記憶が薄れることが大事になっているからこそ、今回の『アンガーマネジメント大賞』で掘り返されることを、事務所側はマイナスと考えたのでしょう。
木下さん関連のニュースは事務所から「扱わないで」という“お願い”がメディア側にあったといわれており、ほとんど報道されなかったようです。
「アンガーマネジメント大賞の報道がなぜ消されたのか?」と、いまもなお疑問の声がネット上で噴出しています。世間の記憶はそう簡単には薄れることはないかも知れません…..。