お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が出演。
今月12日に慢性腎不全のため81歳で亡くなった俳優・梅宮辰夫さんを追悼しました。
81歳で慢性腎不全のために亡くなった梅宮さんは、
映画「不良番長」「仁義なき戦い」シリーズで東映の黄金期を築き、
その後も多数の映画、テレビドラマに出演する一方、得意の料理などでバラエティー番組でも活躍。
最近ではロバート・秋山竜次の体ものまねでも話題となりました。
そんな梅宮さんの訃報を大きく取り上げた今回の放送、
司会の東野幸治が「松本さん本当にさまざまな『ダウンタウンDX』であったりとか、ガキの使いの笑ってはいけない大晦日は、梅宮さん夫妻が…」と話すと、
松本は「(妻の)クラウディアさんにも出ていただいて、スタッフのムチャな注文にも応えていただいてね、そうですね、1年くらい前が最後になるのかな、『DX』に来ていただいて。正直僕も『うわーお顔色というかね、見たらわりと厳しい状況なのかなー』と思いながらね、でもやっぱりバラエティーを一生懸命やっていただいて」としみじみ。
続けてコメントをしようとすると、
「あ、ちょっとごめんオレ泣きそうなってきた、あかんわ、やめとこ」と率直な思いを打ち明けつつ、
「とにかく、こう思いだすとなんか、悲しくもなるんですけど、でもなんかふっと思い出し笑いもしてしまうところもいっぱいあって、なんか僕もそういう先輩になってみたいな、なりたいなーって、思わしてくれる人ですね」
と梅宮さんについて語りました。
また出演者のヒロミは、
「僕らが若い頃にバラエティーにも出てくださって。映画の世界のスターさんって触れられないじゃない。番組でも入ってくると『おい、今日おまえこの時間までに終われよ』とか『辰兄、分かりました!』みたいなふうに言われてうれしかったっていうのがあって。」と話を切り出すと、
「2年前くらいに、(梅宮)アンナちゃんにたまたま会った時に『お父さん、今、病気なんで、ヒロミさん電話してあげて』って言われて『え、俺が? 喜ぶかな?』って、電話番号もらって。でも、梅宮さんに電話ってなかなかできないじゃない。でも言われたから一回かけてみようって思ってかけて『梅宮さん、大丈夫ですか?』『ああ、大丈夫だ大丈夫だ』って話せたっていう」
と熱く語り、梅宮さんとの思い出話を披露しました。
さらにヒロミが「アンナのことがあっても、逃げないというか、全部こう話してくれるし…」と話すと、
松本は「あれがほんとのプライドなんやろね。こんな顔やから出たくないっていうプライドはみんな持っているかもしれないですけど、いやいやそうじゃない、これで出るんだっていう、プライドを持ってらっしゃる方ということがあれですごくわかりました」と天を仰ぐ一幕もありました。
梅宮さんの訃報には世間からもショックの声が相次いでいます。
この報道を受け、ネット上からはこんなコメントが寄せられています。
「梅宮さんって世話した人がみんな泣いて悲しんでくれて、本当に良い人だったんだろうな。」
「梅宮さんはスクールウォーズの中華料理屋のオヤジが自分の中では一番のハマリ役でした
あの役の中で物凄くいいことを言ってて梅宮さんの性格にピッタリでした
天国でまた松方弘樹さんや山城新伍さん達と色々語り合ってください」
「自分は仁義なき戦いなんかはあとから見た世代だから、はぐれ刑事の署長や松方さんとの釣り番組をはじめとしたバラエティでの印象から良い人なんだろうなってイメージだったけど、本当にそうだったんだなって、こういう共演者の話を聞いて改めて思ったな」
などのコメントが寄せられていました。