LINE Payは、LINE Pay残高を法人・個人の銀行口座へ振込できるサービスを開始したと発表しました。
残高を他人の銀行口座に振込可能にするのは、国内決済事業者として初だそうです。
このサービスは、LINE Payアプリ、およびLINEアプリから利用可能。
LINE PayアプリはiPhone、Android端末ともに対応、LINEアプリはAndroid端末のみの対応で、iPhone版は近日開始予定のようです。既存のLINE Payアカウントへの送金機能と同様、LINE Money(本人確認済)ユーザーのみ利用可能で、このサービスを利用した場合、振込手数料は176円/回(税込)かかります。
LINE Payの銀行口座振込サービスは、相手の銀行口座情報が分からなくても、相手の名前と電話番号・Eメールアドレスのいずれかを知っていれば振込可能。法人の口座への振込も可能で、習い事の月謝、商品購入代金、受験料、家賃等の支払いにも利用できるとしています。
LINEは、今年4月に展開した「送金300億円キャンペーン」などにより、本人確認(KYC)済みのユーザーが新規300万人増え、「予想を上回る良い結果」としたところ。
今回のこの発表を受け、更なるユーザーの獲得になるのかに注目されます。
このサービスの振込方法は、LINE Payアプリ、もしくはLINE内「ウォレット」タブの「送金」から、「口座に振込」を選択。相手の口座番号を知っている場合は「口座番号」、電話番号やメールアドレスを知っている場合は「SMS・Eメール」を選択し、必要情報を入力。振込額を設定し、口座情報や手数料の確認をした上で、あらかじめ設定した6桁のLINE Pay専用パスワードを入力。手続完了後、最短で即時に相手の口座に入金されます。
電話番号やメールアドレスで振り込んだ場合、受け取る側は手続きが必要。SMSやEメールで届く送り手からの振込通知に表示されているリンクをタップして、振り込まれた内容を確認。振込通知受領後、別途SMSやメールで認証番号が通知されるので、認証番号を入力して本人確認を行ない、受け取りたい口座情報を入力することで受け取れるとのことです。
振込通知の有効期間は送り手から通知を受け取った当日を含む7日で、有効期限が切れた場合は振込金額を受け取ることができず、送り手の残高に返金されます。
口座番号での振込では、受け取り側は自身の口座で着金の確認ができます。
24時間365日利用可能。送金・送金依頼の履歴は直近最大20件。同じ相手に定期的に振り込む場合、都度の情報入力の手間も省略できるとしています。
本日からLINE Payで銀行振り込み可能に❗❗(iosは後日)
ADVERTISEMENT 手数料1回あたり176円。
超便利じゃん。#LINEPayhttps://t.co/m2b22z9CGx
— オトクレ?キャッシュレス系女子? (@otona_credit) December 9, 2019
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#LINE Pay #ラインペイ #振込便利
振込可能って怖っ‼︎ このサービスすごく便利だけれど、日本国民の個人金融データ収集のために決まってるよ〜〜— ころすけ (@OuHS0o4yQ3QxhyZ) December 8, 2019
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どんどん便利になってくのは
嬉しいが悪用されて改悪になって欲しくない#LINEPay pic.twitter.com/e1aCDYJUsG— トナカイ融資 (@tonakaiyushi) December 9, 2019
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安全性については、電話番号やEメールアドレスで通知の場合、LINE Payからの通知であること、送り手が登録した口座名義の人のみが受け取り可能であることから、万が一電話番号やEメールアドレスを間違えた場合も悪用されないとしています。
また、LINE Payでの送金・振込には、スマートフォン端末やLINEアプリのパスワードとは別途、専用パスワードの入力が必須であること、残高額内からの送金・振込であることが安心につながるとの見解です。