大手メガバンクの一つである、三菱UFJ銀行が、長期間取引のない口座から年1200円の手数料を課す案を検討していることが明らかになりました。今回検討されている手数料は、2020年の秋以降新たに口座を開設した預金者が対象。出金や入金などの取引が2年間なかった場合に、年1200円を取るというものです。
【※過去記事※】 三菱UFJ銀行、2年間不稼働の口座に手数料を検討か・・・ 年1200円 https://t.co/OhO1ZWPwTG #2020年 #ufj #ufj銀行 #三菱ufj銀行 #口座 #口座手数料 #口座維持手数料 #手数料
ADVERTISEMENT — 2ちゃんねるニュース (@2ch_5ch_news_) December 7, 2019
Twitterでは、「年1200円」がトレンドワードに上がるなど、大きな話題に。Twitter上では、すでに開設している銀行口座も対象になると勘違いしている人も多い様子で、「解約する」「ありえない」といった意見が散見されています。
#三菱UFJ #口座維持手数料
腹立つから今日1千万おろしたったww— かにへい (@kanihei) December 6, 2019
やっぱり解約しよ。もう三菱UFJ銀行は使いたく無い。#口座維持手数料 https://t.co/OsQgWGqyDU
ADVERTISEMENT — イヌイヒロツグ (@Celtic_Airs) December 6, 2019
【!?】銀行大手3社が口座にお金を預けるだけでお金が減る「#口座維持手数料 」を検討へ https://t.co/GEvrROcKBO
ADVERTISEMENT — 爆笑゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ☆.。 (@ahyaahya_warai) December 4, 2019
一方で、手数料のシステムを把握した上で「口座維持費と考えるなら妥当」「いままでなかったのが不思議」「海外でもこうした手数料が広まっているし、良いのではないか」といった肯定的な意見も多いようです。
三菱UFJ銀行の新規口座を口座手数料年1200円徴収。
2年以上利用ない場合とのことですが、一律全部で良いのでないでしょうか?
残高100万円以上とか、額下げてもいいけど、実際に稼働している口座は手数料なしとか方式のほうがいいよね。
世の中、無料はいかん!ADVERTISEMENT — ROLLY(ローリー) (@ROLLY_KF) December 5, 2019
#年1200円
全銀行でこれやってみれば良いんじゃないかな。
現金なんてバカバカしい。って人が増えてキャッシュレスがすすむと良いな〜
この国はそう旨くはいかないだろうけどADVERTISEMENT — ASANDSAN (@ASANDSAN) December 6, 2019
テレビニュースで #口座維持手数料 の話題が出てきてる。
初めは「何でお金取るんだ!?」と不満に思う人も少なくないと思うけどADVERTISEMENT ・銀行が1口座を維持するのに年間2000円程度~の手数料がかかる
・日本には休眠口座が多くあると言う点を考えると、口座維持手数料は納得できる制度。
— R.Gonza-less (@redandblack71) December 4, 2019
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休眠口座とは、一般に、金融機関に預金として預け入れたまま長期間その口座へ預金者側から入出金などの取引が行われなくなり、金融機関側から預金者への連絡も取れなくなった状態の預金口座のことをいいます。
日本国内の年間に発生する休眠預金は1300万口座で約850億円といわれています。単純計算すると1口座当たり約6500円、90%以上が1万円以下の小口預金となっており、その口座を維持させるには費用も発生することから、今回問題となっている手数料を導入しようという動きが見られています。
同様の手数料は、りそな銀行ですでに導入済。
ちなみに、日本の銀行口座数が11年時点で国民1人当たり10口座、全体で12億口座にも達しており、1人当たり2~3口座が普通の先進各国に比べて、異常に多いという事実もあります。
ご存じの方も多いかとは思いますが、お金を所定の機関に移管し、社会課題の解決や民間公益活動のために活用する制度「休眠預金等活用法」が2018年1月1日から施行されていて、2019年1月1日からは実際に休眠預金が発生しています。
対象となる預金は、普通預金・定期預金・当座預金・別段預金・貯蓄預金・定期積金・相互掛金・金銭信託(元本補填のもの)・金融債(保護預かりのもの)
一方、対象とならない預金は、外貨預金・譲渡性預金・金融債(保護預かりなし)・郵政民営化(2007年10月1日)より前に郵便局に預けられた定額郵便貯金等・財形貯蓄・仕組預金・マル優口座
※金融機関により商品名・呼称が異なる
これを機会に、自分が子供の頃に親が作った口座や、アルバイト時代のみ使っていた口座など、身に覚えがある人は一度、手元にある銀行口座の整理をしてみる方が良いかもしれません。