神戸大学大学院の木村幹教授が、12月3日の自身のTwitterにて教え子たちの間違えた歴史の認識に絶望しているツイートを投稿し、話題になっています。現在日本でもホットな話題となっている韓国と北朝鮮に関する認識はどうやら若者には浸透していないのがうかがえますね。
木村幹プロフィール
本名: 木村幹
生年月日: 1966年4月7日
出身地: 大阪府
木村幹教授が学生たちの間違えた歴史の認識を嘆く
神戸大学大学院の木村幹教授が12月3日の自身のTwitterにて、教え子たちが歴史について間違えた認識をしていることを嘆き、話題となっています。木村教授はどうやらテストの採点をしていたようですが、それによる回答があまりにもひどいものであることに悲しんでしまったようです。
韓国とアメリカが冷戦体制の休戦を宣言したところで、採点を中断してお昼寝することにした。
— Kan Kimura (@kankimura) December 3, 2019
朝鮮半島は列強の半植民地だったらしい
ADVERTISEMENT — Kan Kimura (@kankimura) December 3, 2019
90年代に入り韓国における日本の影響力が低下した結果、韓国が竹島に侵攻した、ところでお茶にしたい。
— Kan Kimura (@kankimura) December 3, 2019
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というより、それまでどうやってやって来れたんや>冷戦期の韓国
— Kan Kimura (@kankimura) December 3, 2019
まとめ。かなりの部分はきちんと考えて書いていないので、文章がめちゃくちゃになって意味不明になっていたり、韓国と台湾や北朝鮮の話を取り違えたりした結果だと思うので、まずはきちんと考えてから書いて、さらにちゃんと読み直して確認して欲しい。それでかなりの「トンデモ世界史」はなくなる筈。
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もう一つ書いておくと、持ち込み可の試験だからと言って、自分がよくわかっていないノートやレジュメの断片をつなぎ合わせるとひどい事になる、という例でもある。事前にちゃんと勉強しておきましょう。
ADVERTISEMENT — Kan Kimura (@kankimura) December 3, 2019
木村教授はこのような学生たちの回答に「『架空世界史』的なものが満載で辛い」と嘆いていますが、論述問題だったのか、学生たちが適当な答えを書いていることが分かりますね。さらに、韓国の第11・12代大統領である全斗煥(チョン・ドゥファン)のことを金斗煥(キム・ドゥファン)と書いた学生もいるようです。漢字の書き間違えでしょうか?
日本の若者たちの韓国・朝鮮の歴史に対する認識が深刻すぎる…
日本で名門と言われている神戸大学の木村教授ですが、上記のツイートを見る限り、歴史の認識以前の問題で、漢字の書き間違いも見受けられ、学生たちの学力そのものを疑わざるをえません。木村教授は国際協力研究科の教授で、専門は比較政治学、朝鮮半島地域研究です。そのため、日韓関係においては第一人者といっても過言ではないのですが、学生たちは単位目的で履修してしまったのでしょうか?
木村教授は韓国でもかなり名の知れている教授であるだけに、該当ツイートは即韓国語に翻訳されネット上で拡散。韓国のネット民も驚いてしまうという事態に陥りました。「神戸大学はレベルも上のはずだけど、学生たちのレベルはちょっとアレみたいだね」「韓国史はまだしも、自国が1980年代まで戦争中って認識はちょっと…」「日本の歴史についても分かっていないっぽいね」と厳しい批判が多く寄せられています。
まとめ
このように、日本の若者たちの韓国・朝鮮史に対する認識が深く浸透していない、ということを改めて思い知らされましたが、大学のテストの論述問題というのは「質よりも量」と考える学生も正直多く「とりあえず書いとけ」と、何も考えず回答した結果、このようなデタラメな回答が多く寄せられたのでしょう。これでは指導している木村教授も悲しむのは当然ですね。