執行猶予2年の有罪判決を受けた元KAT-TUNのメンバーで歌手の田口淳之介さんが、12月3日、法律違反の薬物で懲役6月、都内で「Junnosuke Taguchi offical FAN meeting 2019 -COSMOS CITY-」を開き本格的に活動を再開させました。しかし、イベント中に「捕まったことは後悔していない」と発言していたことが明らかとなり、ファンからは失望の声が上がっているようです…。
再始動となる初めてのファンミーティングは報道陣をシャットアウトした中で行われたようで、ライブ中、田口さんは『これからが新しい田口淳之介として一歩を進んでいく。その姿を見ていただけたら』と、ファンに呼びかけたそうです。
参加したファンによると11月7日に配信リリースした新曲『Voices』からライブがスタートし、ハイタッチなどファンとの触れ合いやゲーム大会などもあり、会場内は大いに盛り上がったと。
そんななか、後半のMCで田口さんは、『ぶっちゃけたところ『無理かも』と思った瞬間がある。戻ってきていいのかなって…。実際にそういう思いはあった』と、自分で招いた事態とはいえ、誹謗中傷の嵐に心が折れかけたそう。
また、『土下座したことだって、実際はみんなに向けてした。一般社会の人に向けてしたわけじゃない』『捕まったことは後悔していないし、もう前を向いていく』などと、話題となった保釈時の土下座の真意を説明。さらに、今後の決意を語ったそうです。
これを受け、〈捕まったことはちゃんと後悔して反省するべきでは?〉〈自分に甘い。捕まったことでどれだけの人に迷惑をかけたか理解できていない〉〈やっぱり活動再開は早すぎるんじゃないか〉と、ネット上では批判が殺到。
田口さんの発言は、残された大切なファンをつなぎとめておきたいがための思いから来たものなのかもしれません。ただ、そうした内容は必ず表沙汰になり報道されますし、ファン限定への度が過ぎるリップサービスは芸能活動においてさらに自分の首を絞めることになるでしょう。
有罪判決をくだされたわずか2週間後には活動再開する意思を表明した田口さん。その3日後には新曲を配信して見事復帰を果たしました。さらに、今後月1回の定期ライブを開催することも発表されています。
芸能活動を再開させ、勢いを見せていますがまだまだ不祥事による世間からの風当たりが強い今、復帰の本当の厳しさはこれから始まるのかもしれません……。