大阪市内のホテルで覚醒剤を使用したなどとして、覚せい剤取締法違反(使用)などの罪に問われた沢田憲一被告(50)の判決公判が11月26日、大阪地裁で開かれました。
後藤有己裁判官は懲役1年6月(求刑懲役2年)を言い渡しました。
かつてNHKの「歌のおにいさん」として活動していた兵庫県伊丹市の無職・沢田憲一被告。
判決によりますと、沢田憲一被告は執行猶予期間中の今年5月27日に、
自宅で大麻を所持していたほか、9月1日には大阪市内のホテルで覚醒剤を使った罪に問われています。
被告は昨年12月にも別の薬物事件で有罪判決を受けていたことも明らかになっており、
後藤裁判官は判決理由で「去年、有罪判決を受けたにも関わらず犯行に及んでいて、覚醒剤への親和性、依存性が認められる」と指摘しました。
沢田被告はかつて、NHKの「歌のお兄さん」として、平成8年から数年間活動していました。
これら一連の報道を受けネット上からは厳しい声が上がっています。
「覚醒剤を止める事の難しさを考えれば
抑止力として初犯から実刑にするべきだと思う」
「逆算したら、あのころ歌って踊ってた子供たちは、今20代か。過去の人だからあまり影響ないね。救いだ。でもNHKもすっかり呪われたね。ピエール瀧、徳井、田代、沢尻、澤田。3年前にも同じ”歌兄”の杉田もだ。あと、薬じゃなくわいせつのTOKIO山口。3年間で7人。大河3人、しかも教育4人。ちょっといろいろアブナイな。」
「どんな薬で一時的に気分が良くなろうとも、現実は何一つ変わらない。
現実を変えたいと思うなら努力するしかない。
今の環境が薬を必要とする環境なら、その場所はあなたの居場所じゃないと思う。」
「これもある意味、NHKで元々やっていた人だから、現役の時にやってなくて良かったね。NHKは薬物使用者を吸い寄せる力があるのか?いつから始めたのか明確に知りたくなってしまった。だいぶ前に子供とお母さんと一緒のDVDを見ていて、他の歌のお兄さんの風貌がなんか薬やってる感じがして、それを話してた1ヶ月後に覚醒剤で逮捕されててびっくりした。半分冗談で言ってたんだけどなあ。もう、覚醒剤は何処にでもあるし、誰でも簡単に手が出せるものになってしまった。特に中高生ぐらいからもっと時間を割いてしっかり薬物についての知識を持って教育していかなければならないと感じました。」
などのコメントが寄せられていました。