敬宮愛子内親王(としのみや あいこないしんのう)第126代天皇・徳仁様と皇后雅子様の第1子皇女子です。
2001年(平成13年)12月1日生まれの愛子様は、来る12月1日に18歳のお誕生日をお迎えになられます。
愛子様のご誕生は、待望久しかった皇太子夫妻の第1子であったことから、誕生と同時に多くの注目を集めました。出産翌日には皇居前広場で祝賀の「国民の集い」が行われ、約2万5000人もの市民が集い、皇居に記帳所が設置され、また赤坂では提灯行列も行われました。
そんな愛子様は、学業がとてもおできになり、偏差値は72!
東京大学や筑波大学、上智大学など、高レベルの国内大学のほか、海外の有名大学の名も是非入学をと手をあげています。
愛子様は最近にも、両陛下とイギリスのアン王女夫妻のご懇談に同席され、英語で質問もなさったといいます。両陛下のご公務を間近でご覧になるだけではなく、ご自身も積極的に国際親善に関わられているようです。
一時は不登校になられ、国民が心配していた時期もありましたが、ご両親が新たな御代の天皇皇后として脚光を浴びるなか、愛子様も皇族として、そして両陛下の一人娘としての自覚を強められているといいます。
愛子様のこのような自覚は、どのようにして芽生えてきたのでしょうか。
皇室には、天皇の国事行為以外にも多くの公的な行いがあります。そうした行いによって、皇室と国民の絆が強められるのです。それゆえ、皇室には天皇皇后だけではなく、ご公務を分担できる皇族の存在が不可欠です。愛子様をはじめとする女性皇族に、女性宮家の当主としてご結婚後も皇室にとどまっていただくことが、皇室の安定にとってたいへん重要なのです 。
そのために必要不可欠なものが、「女性宮家」の創設です。
女性宮家は、女性皇族が宮家の当主となることを認め、結婚後も皇室に残れるようにする制度です。もし女性宮家を認めなければ、次世代の皇室は悠仁様お一人になってしまう可能性もあります。
女性皇族の方々は女性宮家創設には否定的だとの意見があります。
真子様と佳子様は、皇室に残って女性宮家の当主になろうというお気持ちはないと思われます。お二人ともご幼少のころから、結婚後は一般人として暮らすとお考えになってきており、秋篠宮様や紀子様も、そのように教え、お育てになってきました。
眞子様はできるだけ早く小室圭さんと結婚したいとお考えでしょうし、佳子様も、お忍びでのダンス発表会出演などプライベートでの活動が注目を集めています。皇族であるがゆえの制約から解き放たれたいとの思いは姉妹そろってお強いといいます。
現在の皇室には、未婚の内親王・女王は6方いらっしゃいますが、愛子様以外はすでに20~30代。いつ結婚され、皇室を離れられることになってもおかしくありません。
万が一、女性宮家が制度化されたとしても、当主となれるのは内親王に限られ、さらに眞子様と佳子様が拒否されれば、残るのは愛子様だけです。悠仁様とお二人だけで次世代の皇室を背負うことになる可能性も小さくありません。
愛子様は、ご両親が新たな御代の天皇皇后として脚光を浴びるなか、ご自身も皇族として、そして両陛下の一人娘としての自覚を強められています。
計り知れないほどの重圧をお感じになりながらも”皇室に残る”という決意を固められているようです。