タレントの指原莉乃(26)さんが、実家で鍋のシメの雑炊を食べる前に「鍋に自分のスープを戻していた」と告白し、視聴者をザワつかせました。
この発言があったのは、11月13日放送の『徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました』(日本テレビ系)でのことでした。今回の放送は、“東京には染まりたくない福岡の女”という題で、ゲストに福岡出身の芸能人を迎え、福岡女子の“あるあるトーク”を展開するという内容でした。
番組後半、福岡市博多区出身のタレントの重盛さと美(31)さんが、他のゲストにはない重盛さと美さんだけの“あるある”として「鍋のシメを食べる前に自分のスープを鍋に戻す」という食習慣が紹介され、スタジオは悲鳴のような驚きの声があがり騒然しました。MCの後藤輝基(45)さんは「絶対アカン」とドン引きしていました。
すると重盛さと美さんは、取り皿の具は全部食べており、スープだけ戻すから不潔ではないと説明したうえで、シメを雑炊にしたりちゃんぽん麺を入れたりするときにスープを戻したら、東京の友人に怒られたと告白しました。ただ、つゆはそのままだと冷めてしまうのと、雑炊用に補充するという、ちゃんとした理由があって戻しているとのことです。他のゲストに「戻しません?」と問いかけたが、誰も同意せず、後藤輝基さんに「戻さへんよ! 家族でもイヤやわ」と完全否定されました。
そこで、MCのSHELLY(35)さんが「家族(だけ)のルールだったんですかね?」と、問うと、重盛さと美さんは地元の友人は当たり前で「まったく気にしなかった」とコメントしました。これを受け、後藤輝基が指原莉乃さんに「どう? 大分県」と、指原莉乃さんの出身地の大分では、スープを鍋に戻していたか質問しました。
指原莉乃さんは「私は、ちょっと……。空気になってたんですけど」と困ったような様子。そして「うちもそうでした」と、自身も戻していたと明かすと、「ここで言う勇気がなくて、マジで“黙ってよ”って」と、話題を振られないように存在感を消していたと告白しました。後藤に「都会派ぶるなよ!」とツッコまれていました。
続けて、スープを鍋に戻すことついて、指原莉乃さんは「東京に来て、その文化はないんだって気づいてから、やらなくなってる。」と説明しましたが、「実家はそうだった気がする。なんの違和感もなかったです。友達でも親戚でも、全然普通にやってたと思います。」と振り返りました。
これを見ていた視聴者の反応は、ツイッター上で「え? 戻さない地域があるの??」「別にいいじゃない。私は生まれも育ちも東京都民ですが普通にやってますし」と肯定的な声もありましたが、ほとんどが否定的でした。特に九州の人たちからは「指原ふざけんなよ。大分県民がみんな鍋のスープ戻すみたいに思われるだろ。そんなことするの初めて聞いた」などと、ブーイングが相次ぎました。
へー。
加熱するから衛生的には特に問題ないし、鍋をみんなの箸で突いてるなら同じことやし。
感覚的には馴染まないがそんなに抵抗感もないわ。 最後の方出汁足りなくなることあるし合理的ではある。まあ支持はされないだろうな。
ADVERTISEMENT どうなん?九州の人?https://t.co/EQwZXFCnru
— チェロキー (@xqvpx69) November 20, 2019
指原莉乃が“鍋スープマナー”で大ブーイング、博多大吉に飛び火か https://t.co/xKWAL0DUr3 @daily_news_olより
ADVERTISEMENT 福岡、宮崎、鹿児島に住んだけど、超ど田舎の隠れ里でもそんなマナー聞いたこともやったこともねぇわ。
— 岩原ケイシ/紅蓮士 (@arahawi) November 20, 2019
「スープを鍋に戻すという食習慣は、重盛さと美さんと同じ福岡出身の博多大吉(48)さんも、13年12月放送のラジオ番組『たまむすび』(TBSラジオ)で当然のように“戻す”と発言し、物議を醸しました。その後、緊急企画として“鍋つゆ・戻す戻さない問題”と題してたアンケートを募ったところ、リスナーから300通以上メールが届き、結果は9対1ほどで“戻さない”が圧倒。大吉は番組の最後まで納得がいかない様子でした」と、ラジオライターは語ります。