小泉進次郎環境相は18日、神奈川県横須賀市で行われた「神奈川政経懇話会」で講演し、「日本は水道水をおいしく飲める、世界でも数少ない国」とした上で、日本の水道水を再評価すべきとの認識を示しました。
プラスチックごみ削減の一環で、ペットボトルの削減の必要性も叫ばれる中、水道水をマイボトルに入れて飲む習慣がつけば「自然と、ミネラルウオーターのペットボトルは減るのではないか」との持論を示しました。
進今年9月の国連気候行動サミット出席の際に開いた会見で、気候変動問題への取り組みを「セクシーに」と発言して波紋を広げましたが、「良い仕組みを入れていく思い」と語りました。発言については「説明すること自体がセクシーじゃない」などと説明を避けていましたが、講演で真意を語りました。
「みんなが(環境運動家の)グレタ(トゥーンベリ)さんのように、徹底することはできない。どうすれば長続きして取り組むことができるか。」との考えがあったと主張しました。「単純にペットボトルをやめようと言っても、不満や、がまんばかりでは長続きしない。」として、水道水のコストの安さに触れ「家計にやさしい気候変動なら、印象が変わるでしょ。」と呼びかけました。
将来、銀座や渋谷、原宿などに観光地になる水飲み場をつくるプランも披露しました。「日本人がマイボトルに水道水を入れて持ち歩くと、(海外にも)日本は水の国だな、日本の水はおいしいなと思ってもらえる。水道水にいくのが本質的だと思う。」と訴えました。
この発言に対し、ネットではこのようなコメントが上がっています。
・まーたセクシーポエムか。
・この人の言うことよくわからない。パフォーマンスだけで中身がカラッポの印象
・俺は夏場は水筒に水と氷と塩を入れて散歩してたわ。
・いや東京の水はマズいからマジで。恥ずかしい事は止めてくれ。
・遡って考えると、この人は今の嫁さんと付き合い出してから言動が軽くなった気がする。行動力が売りの人なのに、最近ではなんかヘラヘラして浮かれてるようにしか見えないぞ。
・マイボトルに水道水=日本の水道水は美味いと宣伝…たしかに浄水場では塩素ドバドバで安全な水作ってるかもしれんけど美味なの?蛇口までの配管の錆とか。塩素最小限の生物浄化法(緩速ろ過)でも結局配管が。やっぱナチュラルウォーター飲むよね。それかフィルター&煮沸。
水道水飲むのは別に抵抗ないけど、だったらわざわざボトルで持ち歩かなくてもそこらで好きなだけ飲めるんじゃね?https://t.co/8lzJNmc8FP
— デルタヌキ@ fiveone。のひとりゴト。 (@delta_raccoon) November 19, 2019
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飲めるけどやだ( ´・ω・`)
だったらミネラルウオーター買う。小泉進次郎 「マイボトルに水道水を入れて持ち歩くと海外にも日本の水はおいしいと思ってもらえる」 https://t.co/wexTqbvFsb #MT2
ADVERTISEMENT — ロゼオ (@nahsemu1031) November 19, 2019
小泉進次郎環境相は10月29日の閣議後記者会見で、政府が来年実施する予定のスーパーやコンビニのレジ袋有料化について、「安ければ安いで変わらないし、高すぎてもあれだ。自分たちでマイバッグを持っていこうとなる社会の変化を起こすきっかけにしたい。」と話していました。