ドメスティックバイオレンスに苦しむ人は世の中に多くいるとされていますが、実際は被害者側が精神的に追い詰められ、警察や周囲の人間に助けを求められない状態になることから表面化しないことがほとんどです。現在話題になっているのも、精神を追い詰められボロボロにされた女性の話です。
英国紳士として知られる、イギリスのケントで暮らすある男(31)は、異常に嫉妬心が強く、暴力を振るう癖があったそうですが、今年の夏にこの男は恋人のFacebookを確認するなり手が付けられない状態になったといいます。
その理由は、なんとただ別の男性が、この男性の恋人の写真に「いいね!」をつけただけというのです。
しかしこのことにより、この男は恋人の浮気を疑い、窓の外に突き落とそうとしたというのです・・・!恐ろしい。しかし、女性が間一髪必死に抵抗し腕をすり抜け逃げると、男はさらに荒れ狂い、女性を追い回し、より激しい暴行で恋人に暴力を振るったといいます。
さらにこの男は、恋人の首に手をかけ、「お前、浮気しているな」と言いがかりをつけて、スマホで顔面を殴り、つばを吐きかけたといいます。完全にイカれていますね。
さらにこれだけでは終わらず、恋人の肋骨がずれるほど女性を殴りつづけ、肺を潰したといいます。その後、女性が病院に搬送されると、なんとそこで女性が男の子供を妊娠しているが分かったというのです。なんとも非情な・・・こんな男の子供生みたくないですよね・・・
また、この男はもともと、相手を傷つけるためなら何でもしていたそうで、以前にはなんと恋人が大事に保管していた亡き父親の遺灰を捨て、精神的に追い詰めたというのです。また他にも、今年の6月には顔を思い切り殴りつけ、つばを吐きかけ、女性の髪の毛がゴッソリ抜けるほど引っ張るといったDV行為で女性を苦しめていました。
また、この男は過去にも何度も警察沙汰を起こし、41回も有罪判決を受けていたことが判明しました。ドメスティックバイオレンスの被害者にはよくあることですが、度重なる暴行や器物損壊といった問題行動があったにも関わらず、また暴行に苦しんでいたにも関わらず、恋人は男と別れることができずにいたようで、彼女は長い間暴行に苦しみました。
この狂った男に対し、裁判所は「社会にとって危険な人物」とし、「懲役3年9ヶ月の実刑判決がふさわしい」と判決を下しました。これでも十分なのかと疑問に思うほどですね・・・