お笑いコンビ「ハライチ」の澤部佑(33)が14日放送のNHKBSプレミアム「まいど!修繕屋」(木曜後11・00)に出演。
9年間不仲だった兄に、電話越しで謝罪する場面があり、ネット上からも「感動した」と反響を呼んでいます。
同番組は、思い出の品から人間関係まで“壊れたモノ”を直しに出向くロケバラエティ。
今回の放送では、6年間父親と会話をしていない男性から依頼を受けることとなりました。
6年間も何故、父親と会話がなかったのかーー。
それは、父親との些細な出来事がきっかけだったといいます。
高校2年生の夏頃から疎遠になったという男性。また、母親や姉ともほとんど口をきかなくなったといいます。
番組冒頭、相方の岩井勇気(33)から「澤部も父親と話さないもんね」と家族関係について振られると、
「あんまり話さないね。だから今回の依頼は一番向いていない」と自虐気味に吐露していた澤部。
男性からの依頼を受けて、話を聞くにつれて澤部は、
「うちも近い。兄、父、俺は一言もしゃべらない」と苦笑する場面も。
兄に関しては依頼者の男性よりも深刻なほど話していないようで、
「喧嘩して9年ぐらい喋らなくなった」とも語り、それからは「謝っていない」と明かしました。
すると、男性に手本を示すため、澤部が兄に電話で謝罪するという展開に。
男性にお手本を見せるために電話をすることとなった澤部だったが、
あまりの緊張に「何てしゃべろう…」と最初は困惑していた澤部。
それでも「申し訳ないなと思って、変な時間を過ごして。すいません」と伝えることに。
そして電話を終えると、目を潤ませながら「泣きそうだね」としみじみ話していました。
身内とはいえ、一度壊れてしまった関係を取り戻すのは容易ではないですよね。
このやりとりには視聴者からも反響があったようで、ネット上からもこんな声が上がっています。
「こういうのは父親がいなくなった時に一番後悔するはず。
自分が父親になった時から後悔が始まっていると思う。
このチャンスを逃してはいけないと思うよ。」
「身内とはいえ同じ考えを持ってるわけでもないからね
兄弟姉妹だとしても性格が合わない事もあるし
親子にもあるでしょ?
お互い成人し生活していけるのなら無理に仲直りする必要はないと思う。」
「人間関係は一度壊れてしまえば修復が難しいこともある
でも、時が経ち冷静になれば、些細なきっかけで修復することもある
一番悪いのは「自分達の利益のために他人を煽り、ワザと壊れたままにしておく」こと」
などのコメントが寄せられていました。