名古屋市南区で11月15日、南区内の公園で鳩へのエサやりを注意されたことに腹を立て、
男性2人を殴るなどし、ケガをさせた疑いで無職の村永義雄容疑者(64)が逮捕されました。
警察の発表によりますと、村永容疑者の逮捕容疑は同日午前10時過ぎ。
南区の公園で鳩へのエサやりを注意されたことに腹を立て男性の顔を殴り、
止めに入った別の男性も押し倒し、それぞれにケガをさせた疑いが持たれています。
松永容疑者に殴られた男性2人の怪我は、軽傷だということです。
目撃していた人が警察に通報したことで事件は発覚、
村永容疑者は駆けつけた警察官にその場で現行犯逮捕されました。
警察の調べに対し、村永容疑者は「公園でハトにエサをやっていたことを注意されて腹が立った」
と、容疑を認めているとのことです。
村永容疑者は、2017年にも同様の罪で執行猶予つきの有罪判決を受けていましたが、
近所の人によると、執行猶予中の2年ほど前から場所を変えて定期的に餌やりをしていたようで、
度々トラブルになっていたことが新たに分かっています。
同じアパート住人によりますと、
「留置場かなんか出てきてその日に(餌やりを)やってたもん」
と証言していることが明らかになっています。
また、この事件で男性2人(69)(76)は軽いケガをしているとのことですが、
被害男性らが当時の様子を次のように話しました。
被害者の男性(69)は、
「『綺麗にしてるから汚さんでくれ』って言ったら『(ハトの餌を)まいちゃいかんていう法があるんか』って言い方をされた。「関係ねぇ」とか「俺の勝手だ」とか、『禁止する法律があるのか』とか…」
さらにケガをした、もう一人の男性(76)は、
「ここ血だらけになって服も下着も血だらけだった。掃除しとって、ここで(ほうきの)棒で殴られたね。止めに入って突き飛ばされてここにひっくり返った」
と証言しています。
松永容疑者は以前からエサやりに関して近隣住民とトラブルになっていたといいますが、
今回の逮捕の報道を受けて、ネット上からはこんな声が上がっています。
「いずれにせよ無職は変なのが多すぎると思う」
「鶴の恩返しならぬハトの恩返しに彼は人生の全てを賭けているのかもしれないが・・・?迷惑な話だから暫く収容しておいてほしい。」
「法律はあるはずだ。
ただ知らないだけ。
しかし、法律があって
守ってるなら、懲役にならないはずだが。
さらに執行猶予中、なにをしたらまずいか
知ってるはずだが。
まあ、弁当持ちらしく、ダブルの罪で
すこし長めにはいっててください。」
などのコメントが寄せられていました。