人気SF漫画『銀河鉄道999(スリーナイン)』『宇宙戦艦ヤマト』などの作品で知られる漫画家・松本零士さん(81)が15日、
訪問先のイタリア・トリノで倒れていたことが明らかになっており、重体の模様だと現地メディアなどが報じています。
また、現地メディアによりますと、
「松本零士氏が11月15日、トリノのホテルで脳卒中を患った後、非常に深刻な状態で入院しています」
などと伝えており、現在松本零士さんの容態は、深刻な状態だということがわかっています。
松本零士さんは今月14日、代表作の1つ『宇宙海賊キャプテンハーロック』のアニメ放送40周年を記念し、
トリノで開催されるイベント出席のためにアニメ会社の男性と2人で現地入りしていたそうで、
いくつかのイベントに出席したといいます。
さらに、15日には、トリノ市内の映画館で行われた『銀河鉄道999』の上映会に登壇する予定でしたが、
映画館到着から数分後に体調を崩してホテルへ戻り、
その後容体が悪化して救急車で病院に搬送されたそうなのですが、
「すぐにCTスキャンを受けたが、非常に深刻な状態」としています。
あまりにも突然の事態だったのでイベントにも参加できず、
現在は病院で入院中だと報じられています。
松本零士さんの年齢を考えると、本当に心配になりますが、ネット上からもこんな声が上がっています。
「重体じゃあ助かっても…」
「心配だな。回復してくれれば良いけど」
「81歳て男性平均寿命なんだよな」
「81歳で精力的に仕事してたからね。立ち直って欲しいけど。」
「日本だったらなんとか助かりそうだけど、イタリアだと延命措置はしなさそうだし厳しいのかも」
松本零士さんは現在も精力的な活動を続けており、
6年前に映画『キャプテンハーロック』の初日舞台あいさつに出席した際にも、
「私は年を取りません。宇宙の時間は無限大ですから、これからも皆さんと一緒に船出をして希望に満ちた星の海を旅したい」
と生涯現役宣言していました。
また、この年にもイタリア・ベネチアで開催の『ベネチア国際映画祭』に出席して握手やサインに応じていました。
脳卒中を発症した場合には、半身マヒ、感覚障害、言語障害などの後遺症が残る場合があり、
松本零士さんは救急搬送される前の時点で、ろれつが回らない状態が続いていたと報じられています。
非常に厳しい状態だとは思いますが、これから何とか回復して日本に戻ってきてもらいたいですね。。。