子どもを産むというのは素晴らしいことですが、高齢出産の場合、何かと心配がつきものではないでしょうか?今回、なんと67歳で双子を妊娠し、出産した女性のエピソードが話題になっているのですが、どうやらこれにより罰金刑が言い渡される可能性があるそうです。
67歳の女性が双子を出産!
それは中国での出来事。10月25日に67歳の女性が自然妊娠の末、出産したことが大きな話題になりました。この女性は68歳の夫との間に30代の息子と娘がおり、孫にも恵まれていたといいます。しかし、今年に入り、体調不良が続いていたため3つの病院で検査を受けたものの原因が分からず、4つ目の病院でようやく妊娠が判明したとのこと。
妊娠発覚当初、高齢出産は母子ともにリスクが高いことや、子どもたちからも反対され「中絶しなければ親子の縁を切る」とまで言われてしまい、女性は中絶するつもりでいたものの、夫の強い説得により出産を決意。陣痛が来た際にはわずか20分という短時間で無事に2560gの女児を出産。女性は糖尿病や高血圧症を患っていたものの、母子ともに健康状態は良好で、手術翌日には一般病棟に移され、順調に回復しているといいます。
女性に罰金刑が言い渡される可能性が高いワケ
今後、夫婦は出生届を提出するため、紛失してしまった結婚証明書などの再交付の手続きを行う予定だとのこと。しかし、ここで問題が起こっているといいます。一人っ子政策を撤廃した中国では現在、条件付きで2人までの子どもの出産を認めています。しかし、夫婦にとって3人目の子どもとなった今回の出産で、地元行政が夫婦に対して罰金を言い渡すのでは?ということで注目が集まっています。
また、女性は67歳と中国最高齢の出産ということもあり「育てられるのか…」「しかも双子だよね」と、育児の心配をする声も少なくないのですが、さらにこのような中国の法律の件で頭を悩ませている状態。特例を認めるかについても国民は注目しているようです。高齢出産で苦労して子どもを産んだものの、産んだ後も悩みが尽きることはありませんね。
まとめ
このように、67歳で出産したというのも驚きですが、これを国が認めてくれるか、といったところが大きな課題になっている模様。中国では現在、子どもは2人まで、という決まりがあるものの、今回の高齢出産の件を機に、法律を変えることを検討すべきではないか、と思いますね。どんな時でも子どもは授かり物。そのようなおめでたいことであれば、国は認めるべきではないか、と思います。