ピットブルの子犬が蛇に噛まれて死んでしまうという悲しい出来事が起こりました。
人間よりはるかに優れた野生本能や嗅覚によって噛まれる前に気づくことができたかもしれなかったピットブル。
しかし、自ら蛇に立ち向かったのは人間の子供二人を守るためだった、、、?
自ら毒ヘビに飛びかかる
悲しい事件はアメリカ・フロリダ州中部のウェブスターで起こりました。
生後9ヶ月だったピットブルの子犬、ゼウスが自ら毒蛇に飛びかかって命を落としました。
自ら毒蛇に飛びかかったのは、その場にいた子供二人を守るためだったのではないかと思われています。
子供を守るために体で蛇をおさえたゼウス
母親のジーナさんによると、息子のオーライリーくんが自宅の庭で遊んでいた際、愛犬のゼウシが突然オーライリーくんの近くまで飛び込んできたと言います。
オーライリーくんはゼウスが地面の上の何かに飛びかかるのを見ていましたが、それがひもか何かだったと思っていたと言います。
しかし、実際にゼウスが噛みついたのはひもではなく”サンゴ蛇”と言われる猛毒を持った蛇でした。
ゼウスはオーライリーくんに寄せ付けまいと噛みついていました。
その時、兄のオライオンくんが水を取り替えるために庭に出てきました。
するとゼウスは蛇の上に体ごと覆い被さり、全身の体重をかけて押さえつけて子供たちに近づけないようにしました。
オライオンくんは、その時ゼウスの目が飛び出たように見えたといい、ゼウスの体をどけたところ毒蛇がいるのを発見しました。
ゼウスは4回も蛇に噛まれながらも、蛇の頭を食いちぎって飲み込みました。
すぐに動物病院へ
ジーナさんはゼウスを連れてすぐに動物病院へいき、抗毒血清を投与しました。
しかし、すでにゼウスは手遅れの状態でした。
オーライリーくんの誕生日だった翌日、ゼウスは息を引き取りました。
一家はゼウスの母犬である”セガ”とともにゼウスへのお別れをしました。
「セガはゼウスの頭の方へ行って、台に前足を置いてにおいを嗅いだ。セガは耳を倒して、足を降ろすとソファに飛び乗ってきて。私の膝に顔をうずめた。私たちだけでなくゼウスの母親も悲しみに暮れていた。ゼウスへの感謝は生涯忘れない。もしゼウスがいてくれなかったら子供たちの一人を失っていたかもしれない。」
と、ジーナさんは振り返ってコメントしました。
まとめ
ピットブルは獰猛な犬種と思われがちですが、父親のギャリーさんは
「ゼウスの行動によって獰猛なイメージを少しでも変えさせる助けになってくれたら」と話しています。
犬は日頃から人間に癒しを与えてくれるだけでなく、自らの命と変えてでも守ろうとしてくれることもあります。
こうしたニュースで一人でも多くの人が、ペットを大切に想う気持ちを思い出してもらえることを願います。
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]