21歳という若さながら世界的スターとなったジェイデン・スミスさん。モデル、歌手、俳優など多方面で活躍中ですが、あることをきっかけに肌が「灰色」になり、「生気が抜けた」ようになってしまったというのです。幼い頃から多くのメディアに出演している彼に一体何があったのでしょうか。
ビーガン生活
体調不良だけでなく、肌の色まで変わってしまうのはただ事ではありません。息子さんのこの状況に、ふだんは放任主義といわれる父親のウィル・スミスさんと母親のジェイダ・ピンケット=スミスさんも、今回ばかりはさすがに黙っておくことはできず、ジェイデンさんに苦言を呈したそうなのです。
以前、肉や魚だけでなく卵や乳製品も食べない絶対菜食主義者であるビーガンの食生活に切り替えたと話していたジェイデンさん。しかし、このビーガンの食生活にしてから、肌が「灰色」になってしまったそうなのです。
父ウィルさんと母ジェイダさんは、タンパク質不足によりジェイデンさんから「生気が抜けた」ようになってしまったために、親として息子に一言物申すに至ったといいます。
ジェイダさんは自身のフェイスブックウォッチでの番組『レッド・テーブル・トーク』の中で、ウィルさんとジェイデンさん、さらに娘ウィローさん(18)、ウィルさんの前妻との間の息子のトレイさん(26)、ジェイダさんの母エイドリアン・バンフィールド・ジョーンズさんらを前に「ウィルと私はジェイデンに小言を言うことになったの。ビーガンになった彼だけど、私達はジェイデンがタンパク質を十分に摂取できていないってことに気づいたわ。だんだん体が衰弱してきて、生気もなく、体力も消耗してきちゃっていたのよ。十分な栄養を取れていなかった」と話しました。
さらにウィルさんは、ジェイデンさんの目の下にはクマができ、「おまけに肌は灰色っぽくなってきてたよ。とっても心配した。今はすごく回復したけどね」と続けました。
そんな経験をしたジェイデンさんは、ベジタリアンの食生活を送っているそうで、ビーガンの時とは違い乳製品などは口にしているというから一安心。「自分はビーガンを試したベジタリアンだって言いたいね。ビーガンになろうと試しはしたんだ。1週間とかならまたビーガンになれるけど、ここ数年はベジタリアンなんだ」と話しました。
栄養素の大切さ
海外セレブをはじめ、世界で増加中のビーガン。体質的に動物性の食品が摂取できない人、また地球環境の問題などを考えると、完全菜食主義という食習慣も1つの方法として考えられるでしょう。しかし、菜食主義の人でも、生命を維持するうえで必要な栄養素をしっかりとれているかを確認すること。それがいかに大切な事か、今回のジェイデンさんの例が改めて気づかせてくれましたね。