来年の2020年で活動休止を発表している人気ジャニーズグループ・嵐の二宮和也さん(36)が、9月28日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)でソロ活動について言及し、ファンの間で反響を呼んでいます。
この日の放送は、「嵐にしやがれ 超メモリアル!丸ごと嵐!秋の怒涛の3時間SP」ということで、“祝!20周年 嵐の重大事件簿”という企画を放送しました。通常はゲストの宝物や思い出の品を見ながらその半生をひもといていくのですが、今回は嵐をメインに嵐ファンも知らないような貴重なエピソードなどが語られ、「素晴らしすぎる」「5人の絆はすごい」「感動」などの声が相次ぎました。期待のアイドルとして、ハワイでの船上記者会見という華々しいデビューを飾った嵐でしたが、当初は思うように人気が伸びなかったといいます。
しかし、2005年の大ヒットドラマ「花より団子」により、主演を務めた松本潤さん(36)の人気が大爆発。その時のことを二宮さんは「これはすごかった」と振り返っていて、櫻井翔さん(37)もアジアで自身のことを紹介するときに、同ドラマの名前と松本さん名前を出すとわかってもらえたそうです。この松本さんの人気により、嵐としても知名度が一気に上がっていったそうなのですが、その翌年に二宮さんが映画「硫黄島からの手紙」でハリウッドデビューを果たしたことでより一層、嵐に注目が浴びせられたといいます。
「硫黄島からの手紙」について、二宮さんは「会いに行けるだけでも十分価値がある」「あの人に会いに行って、あの人がどういうこと言ったとか、どういう服着てたとか、どういうことで会場回してたとかっていうことをテレビで言うために受けに行ってるから」と、当時ハリウッドに興味がなかったため、有名なクリント・イーストウッド監督の作品だったからという衝撃の理由でオーディションを受けたことを明かしました。そのため、あまり気合は入っておらず、何かしらネタになれば程度のモチベーションだったことを語った二宮さん。そんな二宮さんが見事オーディションに合格し、大喜びかと思いきや実際には俳優・加瀬亮さん(44)が演じた役でオーディションを受けていたそうで、違う役で合格したことから「ドッキリ」だと思い続けていたそうです。
すると、当時の二宮さんを知る風間俊介さん(36)から「本当にすごいなって思ったのが」と知られざるエピソードが明かされます。「外国の記者の人たちとかから質問されてる時に『俳優としての』って質問をされる度に『いや僕は俳優じゃないんです。5人でグループをやってる日本のアイドルなんですよ』って。海外の人ちょっとイライラするくらい」と、二宮さんは俳優としてではなく、“嵐の二宮”であることを強調して取材を受けていたことを明かし、「俳優俳優って言ってるのに、その度にそれを否定して潰していったのがスゲェなって思って」と絶賛しました。
その時のことを二宮さんは、「ソロのお仕事っていうのは、5人に還元してなんぼだから。『5人に還元できないなら僕はやりません』って事務所に言ってるし」と嵐のメンバーに対する熱い思いを語りました。この男気溢れる行動に、視聴者からは「不覚にも嵐にしやがれ見て泣きそうになった」「貴重な話を引き出しまくってくれる風間くん超ありがとう」「ニノちゃんの言葉に ジーン」「この一言で嵐がとても良いグループだってわかる」「嵐が嵐を大事に想ってて泣けた…」などのコメントが相次いでいて、ファンの間で感動を呼んでいます。