9月いっぱいでジャニーズ事務所を退所することになった「関ジャニ∞」の錦戸亮さん。発表のタイミングが東京ドーム公演のわずか2日後で、しかも故・ジャニー喜多川氏をお見送りする「お別れの会」の翌日だったことも、あまりに急すぎるとしてファンを驚かせています。
関ジャニ∞といえば、今年デビュー15周年を迎える人気グループ。ファンクラブは60万人を超え、ジャニーズ内では嵐に次ぐ会員数を誇っています。
「すでに退所が既定路線だった錦戸亮さんですが、『お別れの会』という弔事のすぐ翌日に退所を発表したことには、マスコミ陣も驚かされました。ともあれ昨年4月に渋谷すばるさんが脱退表明した時はメンバー一同が集まっての記者会見を開いたため、今回もマスコミ各社は錦戸の会見に向けて準備していたのですが、今に至るまで会見を行う気配は皆無。どうやら本人も事務所側も退社に関する取材に応じる気はないようです」と、テレビ局関係者は語ります。
ファンの間からも〈すばるクンの時は会見したのに…〉〈錦戸一人でいいから生の声を聞かせてほしい〉といった不満が続出しています。それでも会見が行われないのはなぜなのでしょうか。
「どうやら事務所側では、会見での不規則発言を恐れているようです。いろいろな不満を抱えての退所となった錦戸亮さんはもちろんのこと、他のメンバーが『自分も辞めたい』などと答えようものなら大騒動になるのは必定。一部メディアでは錦戸亮さんと残る5人の間に溝があるとの報道もありますが、その5人からして決して一枚岩ではないとの観測もあり、もはや関ジャニ∞では内部崩壊の歯止めが効かない状況だというのです」と、業界関係者は語ります。
そうなると気になるのは、次に脱退するメンバーは誰なのかということです。そのヒントは9月3日の東京ドーム公演で示されていたというのですが。
「ドームツアー最終日となったこの日、会場前には8体のオブジェが展示されました。これが未成年飲酒により早期に脱退した内博貴さんや、音楽活動を目指して脱退した渋谷すばるさんらを含めたオリジナルメンバー8人を示しているのは確実でしょう。そして今回のドームツアーでは演出を大倉忠義さんが手掛けており、この8体のオブジェは大倉忠義さんの発案という可能性も。錦戸亮さんは渋谷すばるさんの脱退時に『全員そろわないと関ジャニ∞じゃない』と主張していたそうですが、実は大倉忠義さんも同じような思いを抱いており、5人にまで減ってしまった現在の関ジャニ∞にはもはや未練がないのかもしれません」と、業界関係者は言います。
最近は関ジャニ∞だけでなく、タッキー&翼の解散や嵐の活動休止発表など、鉄の結束があったジャニーズ事務所に、ほころびが目立ち始めているようにみえます。どうやら関ジャニ∞を巡る騒動はまだまだ終わることがなさそうですね。