年金支給年齢の引き上げや減額、老後に必要な資金は2000万円とも言われています。
しかし、貯金がほとんど無いという世帯も少なくありません。
そんな時代で月給22万円から自力で億万長者になった男性の節約術をご紹介したいと思います。
もやし生活
月給が22万円だった元サラリーマンで投資家の男性。
もやし生活で切り詰めて月に8万円を貯金に回していたと言います。
「月8万円でも20年続ければ2000万円になる。その思いと、貯金したお金を株式投資につぎ込みたい一心で努力しました」
そう語る男性は、給料日に8万円を別口座に移動し、残ったお金で生活することを自分自身に強制しました。
もちろん、給料日前になると生活はさらに厳しくなり、お金に余裕がなければもやしときのこを塩胡椒で炒めただけのものを食べていたそうです。
「公営団地の1LDKに住み、家賃は4・5万円ほど。食費を1万6000円以内に抑えるため、朝はパンとヨーグルトのみ。夜はご飯を炊いておかずはスーパーで半額になった惣菜。給料日前になるとより安い料理を求め、18円のもやしと2袋80円のえのきを醤油や塩コショウで炒めて食べていましたね」
節約を続ける3つのポイント
いくら目標があってもきつい節約を毎日続けるのはかなり苦しいことです。
そこで男性は、自分自身に”ここまではOK”という制約を作り、節約を継続しました。
そのルールは
その1 家賃と食費に節約の労力を絞る
その2 昼食は「豪華に」などメリハリを
その3 目標に向けて成功する姿を描く
具体的には、昼食だけは外食と決めて一回850円以内で好きなものを食べること。
飲み会は月に3回までは参加OKと、制限付きで息抜きのポイントを作りました。
また、毎月家計簿をつけ、情報収集のための新聞や書籍はケチらず、まさに”未来への投資”をしていました。
10年で1000万の貯金
こうした節約術で10年間で1000万円を貯めた男性。
そして念願の投資を始めて、さらに10年後には貯金が2000万円に。
1000万円を個別株投資に全額投入し、街中で見つけた気になる会社を見つければ調べ、割安で挙がりそうな株を買うというシンプルなものでしたが、現在では4億8000万円の資産を所有しています。
まとめ
塵も積もれば山となる、ということわざがあるように、大きな成功への近道は小さな努力の積み重ねをすることです。
簡単なようで誰もができることではありません。
みなさんも成し遂げたい目標があれば、この男性のように”ここまではOK”という制約や、長い目で見た未来への投資を考えてはいかがですか?
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]