9月10日、ジャニーズ事務所は公式サイト『ジャニーズネット』を通じて、ジャニーズJr.
内ユニット「HiHi Jets」の橋本涼さん(18)と作間龍斗さん(16)の、年内の活動自粛を発表しました。これは9月初旬に、橋本さんと女性のベッド写真、さらに飲酒疑惑を招いた作間さっbの真っ赤な顔の寝顔写真が流出したことや、2人と性行為を持ったという女性の暴露が、騒動となったためです。
処分が甘い
その真偽はともかくとして、アイドルの自覚に欠けた2人の軽率な行動には、ファンから失望や落胆の声が続出。さらに、事務所の発表した『処分』の内容にも批判の声が上がっているようです。
なぜなら、過去には、NEWSと関ジャニ∞を兼任していた内博貴さん(当時18)が、フジテレにアナウンサーだった菊間千乃さんやフジテレビスタッフに誘われて未成年飲酒・泥酔し、補導されたことを受け、無期限謹慎処分が下されたことがありました。また、Hey! Say!JUMPの元メンバー・森本龍太郎さん(当時16)の喫煙写真が『週刊女性』(主婦と生活社)に掲載され、無期限活動休止となったこともありました。
このように、未成年の飲酒・喫煙に関しては厳しい処分を行ってきたといわれる同事務所が、今回2人に下した処分は”年内活動休止”。なんなら”ちょっと長めの秋冬休み”くらいの感覚です。当然ながら、この処分には「甘い」という批判が続出。その一方、ネット上ではファンの間で「Jr.
で謹慎処分にするなんて…今までだったら退所だわな…」「今まではやめさせて終わってたけど、次に繋げるって新しいやり方ね。タッキーの温情ってことなのかなと、“タッキー流の処分”に関心を示す声も上がっているようです。
とはいえ、この騒動の前には、ジャニーズJr.
内ユニット『7MEN侍』の五十嵐玲央さん(18)が飲酒&喫煙疑惑で退所になったばかり。そのきっかけとなった流出動画にも、橋本が映っているとファンの間で指摘されていたのです。この対応の違いには、不公平感を抱いているファンも多く、次のようなつぶやきが多数SNS上で散見されています。タッキーにスキャンダル?
この状況について芸能記者は「多くのファンが指摘していますが、事務所側からしたら、五十嵐と、橋本・作間で扱いが異なるのは当然。五十嵐のほうが動画にはっきり映っているから一発アウトという指摘もありますが、結局は人気があるかどうか。事務所にとっては稼げる、カネになるJr.
は手放したくないわけです。NGT48の一連の騒動と同じですよ」と話しています。また、ジャニーズを取材してきた週刊誌記者は「この甘い処分は予想通り、むしろ処分しただけでも滝沢社長にしては厳しかったくらいの印象です」と話しています。
実はファンの間では、ジャニーズJr.たちのプロデュースを行うジャニーズアイランドの滝沢秀明社長に、今回の騒動の処分は下せないのではともいわれていたというのです。
なぜなら、滝沢社長自身、タッキー&翼としてデビューした02年、未成年時の合コン泥酔写真が『フライデー』(講談社)に流出したことがあるからなのです。さらに1999年、ジャニーズJr.
4名がパーティーで飲酒・喫煙していたことが発覚し、解雇になった事件の際にも、未成年だった滝沢さんがいたのではないかと噂されました。つまり、解雇になった4人は、滝沢さんを守るため、いけにえとして差し出されたという説があるのです。
この話はファンの間でも有名であり、今回の騒動発覚後、事務所から処分が発表されるまでの間に、SNS上では滝沢社長に対してこのスキャンダルに触れるようなコメントがあふれていたのです。
叩けば埃が出る
2020年に同時メジャーデビューが発表されている『SixTONES』と『Snow Man』の中にも、ストーカー女性への暴力事件が『週刊文春』(文藝春秋)で報じられた者や、風俗嬢への暴行トラブルで出禁になったことが「FLASH」(光文社)に報じられた者がいるなど、叩けば次々にホコリが出てくる現在のジャニーズJr.
界隈。今回の騒動に対する甘い処分が、ますますJr.
内の腐敗を進めるきっかけにならなければいいのですが、滝沢社長は何を思っているのでしょうか。