日韓関係が悪化する中、韓国・機張市で始まるU-18W杯に出場する高校日本代表選手チームに高野連が日の丸の入っていないTシャツを着用させて現地入りさせたことが、韓国に対して失礼にあたるとして物議を醸しています。
各所からの意見は?
この件について自民党の武田良太元防衛副大臣は
「韓国が強要したのならば極めて非常識で失礼だが、強要されていないのに自ら日の丸を外すのはもっと問題だ」「自ら日の丸を外すなら、試合に参加しなくて良い。そんな気概では勝てない」
とコメントしました。
ツイッターでは
この一件でのツイッターでの声の多くは
「日の丸を自粛することで逆にスポーツと政治を結びつけてしまっている」
「日の丸を隠さなければ選手の安全を保障できないというならば、そこまでしていくべきではない!」
「日本国旗を外す行為は’’配慮’’ではない」
などと、高野連に対しては批判的な意見が多く見られました。
高木美保、世間や政治家の反応に対して、肯定的な意見
多くの人が高野連の日の丸自粛について批判的である中、29日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」で
「親善とか友好とかスポーツって一番ですよね」「もちろん悔しいですよ。日の丸をつけていってほしかったけど、現場に生徒を連れていく側、生徒の側からしたら、今、この状態でどんな危険が及ぶか予測できない。予測できない危険に対しての最善のセーフティー策。対策をとるっていうのも、世界に出ていくときの常識。日の丸にこだわるから、日の丸を外したら日本の代表ではないのかと言ったら、そんなこともないんですよ。日本の気持ちを背負って、こんな時だからこそ正々堂々と戦ってみせるって気概で行っているわけで」
とコメントし、さらに武田良太元防衛副大臣のコメントに対しても
「日の丸を外したことが忖度として批判されているけど、忖度というものに該当するのか。むしろ積極的な友好の態度ではないかと取るべきだと思う。今のこの状態では、選手たちの安全面でも。政治家がいつも余計なことを言うんですよ。いっつも。ホワイト国のときも徴用工のときも。むしろ日本の政治家にスポーツをごっちゃにしている人がいるなと韓国にわかってしまった。それが問題だと思います」とコメントしました。
批判を受けて、高野連は
各所からの批判を受けて高野連は方針を変更し、今後は日の丸が入ったものを着用するほか、試合でも日の丸のユニホームでプレーすることを決めました。
まとめ
日の丸をつける、つけないも大事なことですが何よりも大事なのは選手の安全の確保だと言う点から起こった騒動でした。選手たちが、いつも通りのプレーに集中できるかどうかが懸念されます。